レストランで使える!英語での接客フレーズまとめ
「海外に行かない限り英語は使わない」と思っている方は多いと思います。
しかし近年では海外からの旅行客が右肩上がりで増えていて、来年オリンピックが控えていることからもレストランの接客で英語を使う機会が増えると考えられます。
つまり、海外に行かなくとも英語を日常的に使う機会が増える生活になるのです。
日本人の場合「英語ができないから不安」という方が大半だと思います。
しかし英語が完璧にできる必要はなく、接客で使う英語フレーズだけできれば良いのです。
なぜなら、接客は店員側から声をかけることが多いからです。
この記事では、レストランの接客で使える英語フレーズについて紹介していきます。ワーキングホリデー中にレストランで働こうと考えている人にもおすすめできる記事です。
目次
レストラン入店時に使う英語接客フレーズ
お客さんが入店する際には2パターンあり、接客フレーズを使い分けていく必要があります。
- お客さんが席に座れるとき
- お客さんが席に座れないとき
海外のレストランでは日本のレストランと同じように、お客さんが入店時に使える決まり文句のような接客フレーズが存在します。
下記では、店員さんが使う具体的なフレーズについて豆知識も含めながら紹介していくので参考にしてみてください。
お客さんが入店できるときの接客
1. Hello! how many?
こんにちは。何名様ですか?
相手が何名かわかりきっている時は、Hello! for 〇〇?で尋ねましょう。
〇〇には数字が入ります。
2. Smoking or non-smoking?
喫煙と禁煙どちらがいいですか?
3. Would you like a table or counter seat?
テーブル席とカウンター席どっちが良いですか?
「Would you like〇〇?」は「〇〇が良いですか?」というような意味を持っていてさまざまな場面で使うことのできる接客フレーズです。丁寧な言葉遣いの意味合いを持つので、お客さんに何か質問をするときには基本的に「Would」を使いましょう。
お客さんが入店できないときの接客
4. Sorry, we are completely booked for today.
すみません。本日は予約で席が埋まっています。
日本で接客するときだけなく、海外のレストランを訪れた際にもこのフレーズを言われる場合がありますので、ぜひ覚えておきましょう。
5. Please wait for 5 more minutes.
5分お待ちください。
現状で席が埋まっている時に伝える英語フレーズです。〇〇には数字が入ります。数字の発音が悪いと正確な時間を伝えることができないので、数字の発音には気を付けましょう。
参考記事:独学でも大丈夫!英会話を上達させる方法とおすすめアプリを紹介
注文を取る時に使える英語接客フレーズ
お客さんを席に案内して、席で接客するときに使えるフレーズについて紹介していきます。お客さんに接客するときは、日本語と同じように丁寧な言葉を使う必要があります。
- Please(~してください)
- Would(~していただけますか?)
- Could(~できますでしょうか?)
基本的に上記の3つを使用することで丁寧な言葉になるので使っていきましょう。
それでは下記で具体的な接客英語フレーズについて説明していきます。
基本的に使えるフレーズ
6. Are you ready to order?
注文は決まりましたか?
海外の旅行者が日本の居酒屋に初めて訪れたときに、注文に戸惑っている場合があります。こちらから「注文は決まりましたか?」と勇気を振り絞って親切に聞いてみましょう。
7. Is that’s all?/ Anything else?
以上でしょうか?
8. Would you like anything to drink?
飲み物はいかがしますか?
料理を説明するときに使えるフレーズ
9. This is a 〇〇 dish.
これは〇〇料理です。
What is this dish?「この料理は何ですか?」と質問されたときに使える接客フレーズです。結構な頻度で質問されるフレーズなので覚えておきましょう。
〇〇には料理の種類が入ります。
- Japanese(和食)
- French(フレンチ)
- Italian(イタリアン)
- Spanish(スペイン)
10. This dish is 〇〇.
この料理は〇〇です。
〇〇には調理方法が入ります。
- fried
- steamed
- baked
11. This dish is 〇〇.
この料理は〇〇味です。
〇〇には味の種類が入ります。
- spicy hot(辛い)
- sour(酸っぱい)
- salty(塩辛い)
- bitter(苦い)
12. This dish is 〇〇.
この料理は〇人前です。
〇〇には量の単位が入ります。
- 1 portion(1人前)
- large(大きい)
- small(小さい)
This dish is for 3 people.(3人前です)でもOK!
食事中にする英語接客フレーズ
13. Enjoy your meal!
食事を楽しんで!
食事を提供し終えた後に「ごゆっくりどうぞ」の意味合いで使われます。
14. May I take your plates?
お皿を下げてもよろしいですか?
テーブルにお皿が溜まってきたらお皿を下げましょう。食べている途中に「お皿を下げましょうか?」と尋ねると、せかしていると思われあまり良い印象を得られないので聞きすぎには注意してください。
15. Would you like another drink? / Can I get you anything else?
飲み物の追加はいかがですか? / 何か追加しますか?
お客さんの食べ物が無くなったり、ドリンクが無くなったりしたときに「追加しますか?」と使えます。
ほかにも例えば「デザートはいかがですか?」と聞くときは「Would you like some dessert?」と言いましょう。
お会計のときに使う英語フレーズ
16. The total is 〇〇 yen.
合計〇〇円です。
〇〇の部分には数字が入ります。ここでは「yen」で紹介をしていますが、国によっては通貨が違いますのでお気をつけください。
- euro(ヨーロッパ)
- dollar(アメリカ、オーストラリア、カナダ、シンガポールなど)
- baht(タイ)
- peso(フィリピン)
17. Would you like to pay separately or all together?
お支払いは別々ですか?それとも一緒ですか?
18. Here’s your change.
おつりです。
19. We accept credit cards.
クレジットカードをご利用頂けます。
場所にもよりますが、アメリカやヨーロッパなどではクレジットカード文化が日本よりも浸透しています。そのため「クレジットカードは利用できますか?」とお会計での接客中に聞かれることが多いので覚えておくと便利です。
参考記事:カタカナ英語で失敗!間違いやすいカタカナ英語、和製英語を解説します!
レストランの接客で使う英語は決まり文句が多い!
レストランで使う英語は、決まっている接客フレーズが多いので1日に何回も使うことから反復練習ができ、実践的に使っていけばすぐに覚えられます。
海外のお客さんはラフなお客さんが多いので、雰囲気をみて食事中に声をかけるのもありです。
接客中はお客さんから声をかけられることもあるので、
お客さんが使うフレーズを想定しておくことで返答が簡単になります。
こちらの記事も読んでおくことをおすすめします。
試験のために英語を覚えるよりも実践的に英語を覚えた方が楽しく覚えられますよね。
海外のお客さんはラフなお客さんが多いので、ぜひ積極的に話しかけてみてくださいね。
最終更新日:2021年4月8日