カタカナ英語で失敗!間違いやすいカタカナ英語、和製英語を解説します!

公開日:2020/08/04
更新日:2021/05/11

こんにちは! 英語メディア事務局です。

外国人と話していて「かんたんな単語なのに全然伝わらない!」という経験ありませんか?
もしかしたら、それは英語ではなく「カタカナ英語」「和製英語」かもしれません!

実は私も数年前にカタカナ英語で失敗したことがあります。
外国人の部下に作業の説明をしていたら「ある単語」が全然伝わらない!

あまりに伝わらなくて途中「この人英語知らないのかな?」と思ったら、まさか自分が間違っていたとは!

日本では当たり前に使ってる単語が、実は英語ではなく「カタカナ英語」や「和製英語」だったりすることは意外と多いです。

今回はそんな単語をまとめてみました。

まずは私の失敗漫画をご覧ください(実話です)。

カタカナ英語

漫画:戸塚こだま

そう、この時私は初めて「ウイルス」という単語の正しい読み方を知ったのでした。
日本では一般的な「ウイルス」という言葉。実は英語圏では全然伝わりません!

今世界を震撼させている「コロナウイルス」も正しくは「コロナヴァイルス」(“Corona virus [váirəs]” )と発音しないと通じないので気をつけましょう!

実はほかにも、日本にはたくさんのカタカナ英語や和製英語があるので、代表的なものをご紹介します。

間違えやすいカタカナ英語 / 和製英語10選

和製英語10選

1:フライドポテト

多くの旅行者が初めての海外旅行で直面するのが「フライドポテト」だと思います。

海外のマクドナルドで「フライドポテト」って言っても「は?お前なんなん?」って顔されるので要注意!

正しくは「French fries(フレンチフライズ)」と発音しましょう!
ちなみにイギリス英語では「chips(チップス)」と発音します。

2:ノートパソコン

日本では、パソコンを「デスクトップ」と「ノートパソコン」という分け方をしますが、海外ではノートパソコンって言っても伝わりません!!正しくは「ラップトップ」と言います。

膝より上の太ももの部分が 「lap」 だから 「laptop」と語源がついてるようです。ちなみにデスクトップは英語でも「desktop(デスクトップ)」です。

3:マンション

マンションと聞いたら高いビルの賃貸をイメージしますよね?だいたい賃貸といえばアパートかマンションですもんね!

でも実は英語のマンションは、意味が違うんです。「mansion」という言葉自体はあるのですが、意味は大邸宅!!

海外で「僕はmansionに住んでます!」なんて言っちゃったら、大金持ちだと思われますよ!

日本語のマンションに当たる英語は「apartment」です。アパートは日本でも使うのでわかりやすいですね!

4:シュークリーム

みんな大好きシュークリーム!!
「好きな食べ物は何?」と聞かれて「シュークリーム!」と答える人もいるんじゃないですか?

でも、ちょっと待ってください。海外でシュークリームと答えたら変人だと思われます。笑
「え、shoe cream?」「 靴のクリームが好きな食べ物?」となります。

英語では「cream puff」と言います。
ちなみに日本語のシュークリームの「シュー」はフランス語 “chou à la crème” からきているそうですよ!

5:アルバイト

アルバイトも実は英語ではありません!
実はアルバイトの語源はドイツ語の “arbeit” から来ています。
なので英語圏の人に「アルバイト」と発音しても通じないので要注意です!

英語で「アルバイト」は “a part-time job(パートタイムジョブ)” といい、アルバイトをする人を “Part-timer(パートタイマー)” といいます。

日本では学生は「バイト」、主婦は「パート」と呼び方が違いますが、英語圏では働く時間によって呼び方が違います。週40時間以上働く場合は “full-time” 週40時間未満は “a part-time job(パートタイムジョブ)”といいます。

6:サラリーマン

日本で「職業は何?」と聞かれて真っ先に「サラリーマンです!」と答える人はきっと多いはず。

salary (給料)をもらう man(人)でサラリーマンなので英語っぽく聞こえますが、これも和製英語です。英語で「私はサラリーマンです」と言いたい時は “I’m an office worker.” と言いましょう。

そもそもアメリカで職業を聞かれると “I work at Google ” “I work for an IT company” “I’m head of marketing at a company called ABC ” と具体的に答えることが多いです。

7:アンケート

アンケートも実は英語ではありません!アンケートの語源はなんとフランス語の「enquête」から来てるようです。

日本語のアンケートに1番近い英単語は「questionnaire」です。

ただし、英語には、「questionnaire」のほかにも「survey」や「poll」といった表現があり、電話での調査や街頭での調査など調査のタイプによって使い分けます。

日本では英語だと思われている「アンケート」ですが英語圏だと全く通じないので気をつけましょう。

8:スマート

「ねえ見て!あの人とってもスマートで綺麗!!」

日本ではスマート=細い、スタイルがいい というイメージですよね!

海外ではスマートは細いと言う意味では使われません。
「smart」は頭がいい、賢いといった意味で使われます。
どちらにせよ、言われたら嬉しい言葉なのはまちがいないですね〜!!

ちなみに英語で細いは「slim」です。

9:ワンピース

ワンピース、女の子が着ていると可愛いですよね!
私も一枚でおしゃれになるし楽なのでよく着ます。

でも、海外旅行の時に「このワンピースください!」なんて言っても通じません。「dress」が英語での正しい表現の仕方です。

アメリカでの「one piece」のイメージは水着です。ビキニじゃなくて上と下が繋がっている女性の水着のことを「one piece」または「one-piece swimsuit/bathing suit」と言います。

10:ホチキス

これは結構学校で習って「え、ホチキスって英語じゃないの?違う言い方じゃん!」とびっくりした記憶がある人もいるんじゃないでしょうか? 英語では「stapler」(ステイプラー [stéiplər] )と言います。

ちなみに和製英語ホチキスの由来は、日本に初めて輸入された「staple」rが、E.H.
ホチキス社製の「Hotchkiss No.1」という商品であったことから、ホチキスと呼ばれるようになって定着したそうですよ!!


さいごに:カタカナ英語や和製英語を学んで、英語力の向上を目指そう!

今回紹介した以外にも、英語で通じると思えるような単語でも実は和製英語だった!!というものがたくさんあります。

私たちが普段当たり前に使っているカタカナ英語、外国人と話す時に英語だと思って使ってしまいがちですよね!

調べると実は和製英語だった言葉がたくさんあるので、まじめな英語の勉強に飽きてきた時に、ちょっと息抜きに見てみるのはどうでしょう?

「え!これも通じないの!?」と面白い発見があるかもしれませんね!

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最終更新日:2021年5月11日