初めての国際線にドキドキ!入国&出国手続きで使える英語フレーズを紹介
「海外旅行が初めて!」という人は、日が近づくにつれてドキドキが高まっていきますよね。
それと同時に「ちゃんと入国できるかな?出国手続きは自分でもできるかな?」と不安にもなりませんか?
そんな不安を取り除くために、海外一人旅をする筆者がわかりやすく手続きを紹介します。便利な英語フレーズも載せているので、海外旅行の参考にしてください。
目次
外資系で国際線の会話は基本英語!これさえ覚えておけば安心なフレーズを紹介
JALやANAといった日系の航空機で国際線を利用する場合、日本語が通じるので問題ありませんが、外資系となるとそういう訳にはいきません。
フルキャリアの国際線には日本人CAが配備されていることもありますが、
すべての路線でないので機内の会話は英語になってしまいます。
国際線で便利に使えるフレーズをいくつか挙げてみました。
食事やドリンクサービス編
・飲み物は何にしますか?~オレンジジュースをください。
Would you like something to drink?~Orange juice, please.
・(機内食で)牛肉と鶏肉どちらにしますか?~牛肉をください。
Beef or chicken?~Beef, please.
トラブル編
・バンコクでの乗継便に間に合いません。どうすればいいですか。
I am supposed to change planes at Bangkok, but I won’t make it in time. What should I do?
要望編
・寒いので毛布を1枚貸してください。
I’m a little cold. Could I have a blanket?
・席を移動してもいいですか?
Can I change my seat?
機内で使えるフレーズについては、こちらの記事に詳しく掲載されていますので、ぜひ参考にしてください。
国際線でいざ入国!空港に表示されている英語を目印に移動
いよいよ海外に到着!
しかし初めての国際線だと、どこに向かったらいいのかもわからないですよね?
海外一人旅に出掛ける筆者が、入国までの手順をわかりやすく説明します。
どの国も看板を目安に進めばいいので、意外と簡単です。
飛行機を降りてまず目安にするもの
飛行機を降りたら、これからどこに向かいたいのか確認しておきましょう。
- そのまま国内線に乗り継ぐ
- トランジット利用のため、国際線に乗り継ぐ
- そのまま入国する
この3パターンがあります。
どのゲートから降りても、これら3つの表示はされているので、その看板の矢印に沿って進んでください。
- 国内線乗り継ぎ⇒Domestic Transfer
- 国際線乗り継ぎ⇒International Transfer
- 出口⇒EXIT、Arrival
空港によっては乗り継ぎを『Transfer』だけ表記しているところもあります。国内線、国際線どちらかを乗り継ぐ場合は『Transfer』の看板に沿って進みましょう。
人の流れに沿って入国審査
大半の人はそのまま入国するので、基本的には人の流れに沿って大丈夫です。
ただし、エミレーツ航空やカタール航空などは、日本からの便に関していえば乗り継ぎを利用する人が多いです。そのため、看板表記の確認は見逃さないようにしておいてください。
人の流れに沿って歩くと入国審査に到着します。
ここでは
- 外国人⇒VisitorまたはNonresident
- その国に住んでいる人⇒Resident
の二手にわかれます。
国籍が到着した国でない場合は、Visitor(Nonresident)と表記されているカウンターへ順番に並んでください。
自分の番になったら審査官にパスポートとeチケットを提示します。基本的には会話もなく、スタンプを押されて終了という流れです。
ただし質問される空港もあるので、よく聞かれるフレーズを載せておきます。
・滞在目的は何ですか?~旅行です。
What’s the purpose of your visit?~I’m a tourist.
・どのくらい滞在しますか?~5日間です。
How long are you going to stay?~5 days.
・どこに滞在しますか?~シェラトンホテルです。
Where are you going to stay?~At Sheraton Hotel.
・帰りのチケットは持っていますか?
Do you have a return ticket?
・職業は何ですか?~会社員です。
What is your occupation?~I’m an office worker.
受託手荷物受取所でスーツケースを受け取る
無事入国スタンプを押してもらったら入国も間近です。スーツケースを預けている人は、受託手荷物受取所まで移動しなければいけません。
受託手荷物受取所は『Baggage Claim Area』または『Baggage Reclaim』と書かれています。
そのエリアに行くと、モニターに
- 航空会社名
- 出発地
- 便名
- レーン番号
が表示されているので、自分が乗ったフライトを確認しレーンまで向かいましょう。
荷物が出てくるまでは多少時間がかかります。ただし20分ぐらい経っても出てこない場合は、近くの係員に手荷物カードを見せて確認してもらってください。
私は東南アジアの空港で2度ほどまったく出てこないときがありました。係員に尋ねると、レーンが勝手に変わっていたという事態に。
基本的にはモニターに表示されているレーンに荷物が出てきますが、私のようなこともあるので、気をつけてくださいね。
税関で申告物を提示
最後の難関「税関」の手続きを終わらせれば無事入国です。
税関は、その国に持ち込んではいけないものを持って入っていないか、申告は正しいか確認する場所です。この手続きは空港によってまちまちですが、手荷物とスーツケースをX線検査機にかけ荷物をチェックされます。
税関は『Customs』と表示されています。
申告している人は、こちらで税関の手続きを行ってください。また、国によってはランダムに声をかけられ荷物をチェックされるところもあります。
私の経験では、タイのスワンナプーム空港で声をかけられ荷物チェックされました。そのほかの空港では経験がありません。
参考記事:空港の英語アナウンスは聞き取れる⁈よく流れる英語フレーズを知ってトラブルを回避しよう
国際線の出国手続きは簡単!空港を満喫するためにも英語は知っておこう
現地での楽しい休暇もつかの間。あっという間に出国の日を迎えると思います。
海外での出国手続きは、日本の空港と同じ流れです。ただし日本語が通じない海外では、出国の手続きすら不安になりますよね。
会話をしなくても出国手続きが済むこともありますが、知っておけばより安心!便利で簡単なフレーズもいくつか紹介しますので参考にしてください。
空港に到着したらチェックイン手続き
空港に到着したら、モニターでチェックインカウンターの確認をしましょう。大きな空港はカウンター数も多いので移動も大変です。
モニターに『Before check-in』と表示されていたら、まだチェックインができない状態。『check-in』と表示されていれば、手続き可能です。
ここではパスポートを提示してください。スーツケースを預ける場合は、一緒に荷物もベルトコンベアに載せましょう。
ここで座席を指定していない人は希望を伝えることができます。
・窓際の席は空いていますか?
Is there a seat near the window?
・通路側の席をお願いします。
I would like an aisle seat.
・マイルがあるのですが、ビジネスクラスにアップグレードできますか??
Can I use my miles to upgrade to business class?
航空会社によっては事前のオンラインチェックインにも対応しています。座席指定できる場合もあるので、航空会社のHPをチェックしてみてください。
帰りの搭乗券を受け取ったら保安検査場へ向かいましょう。
保安検査場へ向かう
保安検査場は『security check』と表示されています。入り口でパスポートと搭乗券を見せてください。
保安検査場は、ドリンクの持ち込みは禁止されているので入り口にあるゴミ箱に捨てましょう。
ここでは手荷物検査、身体検査を実施します。
手荷物に入っているPCやスマホなどはトレーに載せます。上着がある場合は、脱いで別のトレーに載せましょう。
海外の空港では、靴を脱ぐところが多いです。私の経験上、事前に靴下を履いておくと衛生面も安心だと思います。
出国審査へ
最後の手続き、出国審査『passport control』です。
出国審査までの道のりは1本道なので、通路に沿って歩くと到着します。
ここでも外国人用と自国の人でカウンターが違うので注意してください。
ここでの会話はほぼありません。スタンプを押してもらったら出国完了です。
あとは搭乗時刻を待つだけ
ここからは飛行機に乗るまで自由行動!
女性だと免税店巡りも楽しみの一つではないでしょうか?空港限定商品もあるので、くまなくチェックしたいですよね。
フライトまでの空き時間を楽しむために、知っておくと便利な単語を載せておきます。
- フリーWi-Fi⇒Free Wi-Fi
- 免税店⇒Duty-free shop
- レストラン街⇒Restaurant area
- マッサージ⇒Massage
- ラウンジ⇒Lounge
- 喫煙所⇒Smoking area
参考記事:海外のレストランで使える英語! 便利なフレーズをご紹介!
まとめ
海外旅行に限らず、初めてすることはどれも不安でいっぱいですよね。
しかし、あらかじめ予習しておけばいざというときに役立ちます。「英語に不安がある」という人は、海外旅行に関する勉強法の記事を参考に勉強を始めてみるのもおすすめです。
英語フレーズを少しでもマスターして、楽しい海外旅行を迎えてください。
最終更新日:2021年4月8日