【2021年版】TOEFL iBT受験者必見!対策方法をセクションごとに解説
TOEFL iBTは、世界150ヶ国で大学の入試などに利用されている英語テストです。リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングに分かれており、スコアアップにはセクションごとの対策が欠かせません。
この記事では、TOEFL iBTでハイスコアを取りたいけれど対策法が分からないという方に向けて、TOEFL iBTの対策法を解説します。セクションごとの詳細な対策法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
TOEFL iBTのテスト内容は?
(引用:TOEFLテスト(受験者向け) – ETS)
TOEFL iBTとは、非英語ネイティブを対象とした英語テストです。リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4セクションからなり、世界150ヶ国で大学の入試などに利用されています。
TOEFL iBTの日程や申込み方法などは以下の記事をご覧ください。
ここでは、TOEFL iBTの各セクションについて、詳しいテスト内容をご紹介します。
1. リーディング
TOEFL iBTのリーディングテストは以下の構成となっています。
問題構成 | 3~4長文パッセージ |
問題数 | 各パッセージに12〜14問 |
時間 | 60~80分 |
回答形式 |
|
リーディングセクションのパッセージは様々な専門分野から出題されます。ただし、文章を読めば答えが分かるようになっているため、その分野に精通している必要はありません。
回答形式1では、単純に正解を選ぶ問題のほか、パッセージの空欄に当てはまる英文を選ぶ問題もあります。回答形式2のReading to Learnは正解が1つとは限らないため、より正確な読解力が求められる問題です。
2. リスニング
TOEFL iBTのリスニングテストは以下の構成です。
問題構成 |
|
問題数 |
|
時間 | 41~57分 |
回答形式 |
|
講義音声では音声の全て、もしくはほぼ全てを教授1人が喋ります。ときには生徒から質問があり、ディスカッションが始まるかもしれません。
会話音声は、教授とアシスタントとのミーティングや、大学スタッフとの会話です。講義内容に関するミーティングや、授業への登録、図書室での本の検索などといった場面を想定して話されます。
3. スピーキング
TOEFL iBTのスピーキングテストは以下のようになっています。
問題構成 |
|
問題数 |
|
時間 | 17分 |
回答形式 |
|
スピーキングは大学での授業を想定しているため、情報をもとに自身の意見を述べることに重点が置かれています。
Integrated Speaking Tasksの3問の内訳は、リーディングとリスニングをもとにスピーキングをする2問と、リスニングをもとにスピーキングをする1問です。
情報を短時間でまとめ、要点を時間内に話すスキルが求められます。
4. ライティング
TOEFL iBTのライティングテストは以下のような構成です。
問題構成 |
|
問題数 |
|
時間 | 50分 |
回答形式 |
|
ライティングでは、自分の意見を明確かつ順序だてて表現するスキルが測られます。実際の授業と同じように、教材を読んだり講義を聞いたりした後に、大事なポイントをまとめたり、意見を述べたりする必要があります。
TOEFL iBTの対策方法は?
TOEFL iBTのスコアアップのためには、どのような対策を行えばいいのでしょうか。こちらでは、TOEFL iBTの対策方法を解説します。
セクションごとの対策方法もご紹介しますので、勉強方法に迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
1. TOEFL iBTの目標スコアを設定しよう
TOEFL iBTの対策には、まず目標スコアを設定することが大切です。現在のスコアと目標スコアの差を明確にすることで、どのセクションをどのぐらい勉強するべきかが見えてきます。
まだTOEFL iBTを受験したことがない人は、TOEFL iBTの公式模擬試験を受験したり、公式問題集を1度解いたりして大体のスコアを把握しましょう。
TOEFL iBTのスコアの目安はこちらの記事で詳しく解説していますので、そちらを参考に目標スコアを設定してみてください。
2. 英単語集と問題集を網羅しよう
TOEFL iBTの対策は、英単語の暗記と、TOEFL iBTのテストに慣れることが基本です。理由は以下の2つ。
- そもそも単語を知らなければどんな問題も解けない
- TOEFL iBTならではのテスト形式に慣れておかないと本領が発揮できない
英文法が苦手でも、単語さえ理解しておけばある程度の問題は解くことが可能です。TOEFL iBTの単語集や問題集を網羅して、テスト対策をしましょう。
3. 各セクションごとに対策しよう
TOEFL iBTは、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4セクションに分かれており、問題の出題形式もそれぞれ異なります。各セクションでしっかり点数が取れるよう、セクションごとの対策をしていきましょう。
各セクションの評価ポイントや使えるテクニックをご紹介します。
TOEFL iBTリーディングの対策法
TOEFL iBTのリーディングの問題は、以下の3つに分けられます。
- 事実情報読解
- 推論と修辞的な問題
- ボキャブラリー問題
1では、選択肢の中から「正しいもの(TRUE)」もしくは「誤っているもの(FALSE)」を選びます。
2は、パラグラフ内の情報から答えを推論するものです。
1と2どちらも、「部分読み」では情報を見落としてしまう可能性があるため、全ての英文を正確に読める語彙力が必要です。
加えて、文章を読み間違えないためには英文法の理解も必須だといえるでしょう。英単語と英文法といった基礎的な部分をしっかり身に付けることが、何よりのリーディング対策です。
3は、単語の言い換えなどのボキャブラリー問題です。単語さえ分かっていれば解けますが、知らなければ全く解けません。
リーディング力向上のために、単語を確実に暗記し、多読やサイトトランスレーションといったトレーニングをする必要があります。
詳しい勉強法はこちらの記事をご覧ください。
TOEFL iBTリスニングの対策法
TOEFL iBTリスニングでは、1度焦ってしまうとその後の英文が全く頭に入ってこないことが起こり得ます。問題のパターンを把握し、冷静に英文を聞く準備をしておきましょう。
リスニングの問題は、おおまかに以下の3つに分けられます。
- 主旨を尋ねる
- 詳細を尋ねる
- 意図を尋ねる
1では、会話の「内容」や「目的」の主旨が尋ねられます。質問文としては「What are the speakers mainly discussing?」や「Why does the student go to see the professor?」などです。
2で問われるのは、「誰が」「何を」「いつ」「どこで」といった詳細です。質問文は多くの場合、5W1Hで始まります。
3は、ある言葉の「意図」を問う問題です。質問文は、「What does the professor mean when he says…?」や「Why does the student say…?」となります。
それぞれのパターンを認識しておけば、冷静に英文を聞けるでしょう。もちろん、そもそものリスニング力がなければ理解できませんので、リスニングのトレーニングも大切です。
まとめ:TOEFL iBT対策は単語力とセクションごとの勉強が大事!
TOEFL iBTはリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4セクションからなる英語テストです。そもそも英単語を知らなければどんな問題も解けませんので、英単語の暗記は基本だといえるでしょう。
問題形式は各セクションごとに異なるので、それぞれの問題形式に対応することも大切です。公式問題集でテスト形式に慣れながら、各セクションごとの対策をしていきましょう。
英語力診断受けられます!
英語力のレベルチェックができるEF QUICK CHECK(無料)。
こちらからEF QUICK CHECK(無料)を受けられますので、今の英語力を知りたい方は、ぜひチャレンジしてくださいね!
最終更新日:2021年6月20日