お得すぎる英語学習アプリ?Hinative(ハイネイティブ)の評判とメリットを徹底解説!
目次
「HiNatvie(ハイネイティブ)」とは外国語無料添削サービス「Lang-8」を手がける株式会社Lang-8が運営している外国語学習者のためのQ&Aサービスです。
英語に限らず世界113言語について、自分が書いた文章が正しいかどうか、どのように表現したらいいか、単語の意味などをネイティブスピーカーに無料で質問できる語学学習プラットフォームです。
これだけ聞くと耳を疑いたくなるくらいお得で素敵なサービスに思えますよね!
とはいえ「ネイティブスピーカーに添削してもらえるのに無料なの?途中で課金されるんじゃないの?」「質問してもちゃんと回答が返ってこないんじゃないの?」など疑問に思うこともあるかと思います。
App storeのアプリレビューは、5点満点中4.6点、Google playは同じく5点満点中4.3点(2021年3月現在)と非常に高い評価を得ているサービスですが、実際のところはどうなのでしょうか?
今回は、この「HiNative」についての評判や実際に使ってみたメリット・デメリットなどを徹底解説します。
HiNativeの評判は?実際に使ってみた感想
アプリ自体のレビュー評価はとても高い「HiNative」ですが、実際のネット上での評判はどのようになっているでしょうか?
Twitterでは下記のような「英語学習にHiNativeはおすすめ!」「レスポンスが早い」などいい口コミが多く、悪い口コミはほとんど見られませんでした!
「分からないことをハイネイティブで質問する」っていう宿題を出したら、すぐに返事が来て学習者さんたち感激してた😭
— 10millefeuilles (@10millefeuilles) February 20, 2021
文法の質問や日本旅行についての質問を学習者さんたちがしててわたしも感激😭 https://t.co/IhApnAabeq
HiNative(ハイネイティブ)-語学学習のおともに(Lang-8, Inc)
このアプリ世界中の人に質問できるからめっちゃ興味深い
おすすめ https://t.co/oAcQYx2CS3 pic.twitter.com/fZD6W3nseT— エリザベスを集めるたま (@dendenko2001) February 11, 2021
やっぱり英文を書いたなら添削してもらわないともったいないと思いましたよ!ライティングって同じ表現使うこと多いし、、事前に結構調べて書いてましたがそれでも違ったりしました😁💦💦自作の英文は原石ですょ😆🔥🔥私はハイネイティブ使ってます✨
— Sarah (@englearnersarah) December 8, 2020
英語の添削アプリ
— Nobu🇨🇦WEBエンジニア (@nobubump0) January 16, 2018
イメージとしてはヤフー知恵袋の英文添削版。レスポンスも早いのでけっこう便利です!
Lang-8, Inc「英語のQ&A添削アプリ - HiNative ハイネイティブ」 https://t.co/DNoNtYDGwt
ハイネイティブってゆう言語相談アプリがあるんだけど
日本語を学習している外国人の方って
着眼点が面白くて質問でも
日本人が正確に理解してないところを突いてくるから見てて楽しい— 翔 (@t_zlx) March 5, 2021
また、英語学習に限らず、韓国語や中国語について質問している人も多く見られました。
レスポンスの早さについては私も半信半疑だったのですが、実際に使ってみたところ数分で返事が返ってきたのでびっくりしました!
また、質問をする手順もテンプレートを使えばとてもシンプルで簡単です。
①まずは画面真ん中の質問ボタンを選択します。
②次に質問したい内容のテンプレートを選びます。
今回は「なんて言うの?」を選択しました。
③聞きたい内容をテンプレートに入力し、言語を選択し、次へを押します。
これで質問が完了です!
④すると何と2分後に返事が返ってきました!
質問が完了したあと、すぐに回答されたという通知がきたのには本当に驚きました!
これだけすぐに返事が来るなら「HiNative」を辞書のように使うことも可能ですよね!
しかも回答も「さすがネイティブスピーカー」と言いたくなる、自分では絶対に思いつかないような表現方法でした。
辞書やGoogle翻訳では決して出てこないようなネイティブスピーカーならではの自然な表現を教えてもらえるのです。
さらにこれが無料で出来るなんて……と、今後愛用することは間違いないと確信しました。
今回実際に使ってみた感想をまとめると、「HiNative」は辞書のように使う、またはそれ以上の働きをしてくれるめちゃくちゃコスパのいいアプリでした!
HiNativeのメリットは?
世界中のネイティブスピーカーと教え合う
「HiNative」は「語学学習プラットフォーム」とあります。
そもそもプラットフォームとは何かわからない人も多いかと思いますが、「物やサービスを利用する人と提供者をつなぐ場」という意味があります。
つまり、「HiNative」は「語学学習プラットフォーム」=「語学を学習したい人と教えてくれる人をつなぐ場」ということになりますね!
例えば英語を学習したい日本人と、日本語を学習したいアメリカ人がいたとします。彼らをアプリでつないであげればお互いが自分の話す言語について教え合えますよね!
このように世界中のネイティブスピーカーたちがお互いに教え合っているのが「HiNative」なのです。
講師ではなく一般のネイティブスピーカーが添削してくれるので、「教科書通りの表現」ではなく、「実際に現地で使われている表現」で教えてもらえるのです!
たしかに、学校で習った表現を実際に使ってみたらネイティブスピーカーに「そんなかしこまった表現、普段は使わないよ!」と笑われてしまった経験はありませんか?
かしこまった場面では使うけど友達には使わない、年配の人は使うけど若い人は使わないなど、「HiNative」ではネイティブスピーカーでないとわからないニュアンスまで教えてもらえるのが大きなメリットですね!
対応言語数113言語をカバー
「HiNative」は「世界中のネイティブスピーカーと教えあう」ことが大きな特徴です。
この特徴を活かし、対応している言語はなんと113言語もあります!
英語だけでなく、中国語や韓国語、スペイン語など様々な言語で使えるので、「いろんな国の言語を学習したい!」など英語以外の言語学習者にもぴったりのサービスです。
また、勉強までしていなくても、例えば海外のドラマを見ていて気になった表現や文化について聞いてみたり、海外旅行の際にふと現地の言葉で会話をしてみたくなったときに使ったりできます。
この活用方法の幅広さは対応言語数が113言語もあるからこそですね!
無料で使える範囲が広い!
「こんないいサービス、結局添削してもらうのにお金がかかるんじゃないの?」と思う人も多いのではないでしょうか?
「HiNative」の添削サービスは基本的に無料で使えます。
有料版「HiNative Premium」にある添削テンプレートや自分の質問の優先表示、音声回答聞き放題などのサービスは使えませんが、自分の質問に対してネイティブスピーカーに答えてもらうという基本の機能は全て無料で使えるのです!
実際に使ってみましたが、無料版でも質問のテンプレートがあるので質問しやすく、すぐにわかりやすい回答ももらえるのでとくに困ったことはありませんでした!
(有料版と無料版の詳しい違いは後ほど説明しているのでそちらを見てくださいね!)
裏技も紹介?!HiNativeの使い方
HiNativeで質問する方法
「HiNative」で質問するのは冒頭でも説明した通りとてもシンプルで簡単です!
画面下の「質問ボタン」を押し、聞きたい質問のテンプレートを選択して、テンプレートに文章を入れるだけです。あっという間に質問できちゃいます!
無料のテンプレートは全部で6種類あります。
添削してもらう方法
こちらは「HiNative Premium」のみで使用可能な機能ですが、登録してから3日間は無料で使えます。
こちらもやり方はとても簡単です。
質問するときと同じように質問テンプレートの中から「この表現は自然ですか?」を選択します。
次にテンプレートに添削して欲しい文章を入力し、「次へ」を押して質問完了です!
ちなみにこのときは有料版では月に10枚もらえる「優先表示チケット」が無料版でも1枚もらえたので試しに使ってみました。
すると10分以内に返事が来ました!
長い文章だし、1時間以内に回答が来たら早い方だろうと思っていたので、あまりの早さに驚きました。
やはり添削してもらえると自分では気づかない細かいミスに気付けるのでとても良かったです!
「HiNative」に登録したばかりの方はぜひ3日以内に使ってみることをおすすめします!
無料で添削してもらう方法
実は有料の「この表現は自然ですか?」テンプレートを使わずに、無料で添削してもらえる裏技があります。
それは、質問テンプレート選択画面の一番下にある「自由に質問する」を選び、添削して欲しい文章を書いて、「Does this sound natural?」と添えて投稿すれば良いのです。
自分の添削して欲しい文章に一文添えればいいだけなのでめちゃくちゃ簡単ですね!
皆さんもぜひ試してみてください!
日本語学習者の質問に答える
「HiNative」は世界中のネイティブスピーカーが相互に言語を教えあうサービスでしたね!
ですので、自分が英語を教えてもらう以外に自分も日本語学習者の質問に答えられるのです。日本語学習者の質問への回答ももちろん簡単にできます。
まずはフィード画面上部の「日本語に関する質問」を選択します。すると全世界からの日本語に関する質問が表示されます。
もちろんこのままでもよいのですが、母国語が英語だけでなく中国語など、他の言語のネイティブスピーカーからの質問も表示されています。
そこで、画面上部の「質問を絞り込む」から「関連する言語の質問」にチェックを入れます。すると最初の登録時に選んだ自分が興味のある言語(英語を選択した方は英語)が母国語の人からの質問のみ表示されるようになります。
日本語の質問に回答してもあまりメリットはないんじゃないの?と思うかもしれませんが、英語で日本語学習者の質問に答えることで、自分の英語の勉強にもなります。
また、私たち日本人は疑問に感じない日本や日本語の不思議な点について知れて面白いといった口コミもありました。
自分が質問するだけでなく、ぜひ外国人からの質問にも答えてみてくださいね!
HiNative Premium(有料)でできること
「HiNative」は基本的に無料でも十分使えるサービスなのですが、「HiNative Premium(有料版)」に登録すると様々な機能が使えるようになり、さらに使いやすくなります。
「HiNative Premium」の主なメリットはこの二つです。
添削テンプレートを使える
「この表現は自然ですか?」の質問テンプレートを使えるようになります。
テンプレートがあり、そこに自分の添削して欲しい文章を入力するだけなのでとても気楽に質問できますね!
添削側もテンプレートの方が回答しやすいので、普通に質問するよりも早く添削してもらえます。
さらにこのテンプレートを使うとネイティブスピーカーに添削してもらえるだけでなく、自然かどうか、複数人に投票してもらえます。
多くの人に自然な表現だと投票してもらえたら自信もつきますね!
また、赤と青の色分けを使って添削されるので、無料版より回答が見やすくわかりやすくなるのも有料版ならではの特徴です。
優先表示チケットが10枚/月配布される
優先表示チケットとは添削者のフィードの上位に自分の質問が表示されるようにするものです。
上に表示されることで多くの人に見てもらえるので、回答数も回答スピードもアップします!
実際に優先表示チケットを使うと、通常の質問より回答数が2倍に増え、回答率も97%とほぼ確実に回答をもらえるようになります。
なるべく早く答えが欲しい、いろんな人から回答をもらいたい質問のときにはこの優先表示チケットを使用するとよいかと思います。
この優先表示チケットですが、無料版で単体で購入すると5枚で1500円するのですが、有料プランのPremium会員はなんと月に10枚も配布されるのです!
上記の二つ以外にも、
- 翻訳機能使い放題(無料版では4回/1日)
- 音声回答聞き放題
- 質問の検索機能
- 広告の非表示
などの機能が有料版では追加されます。
「HiNative Premium」の気になる料金ですが、12ヶ月の年間契約だと800円/月(一括払い9,600円)、年間契約でない場合は1,200円/月です。(※こちらはアプリ版のお値段です)
……思ったより安い!?
そうです!
月800円前後でこれだけのサービスが使えるようになるなら、無料版が気に入ったら有料版を契約してみるのもいいですね!
HiNativeにデメリットはある?
無料でネイティブスピーカーに質問でき、しかも返事がすぐに返ってくるという「もはやデメリットなんてあるの?」と聞きたくなるようなサービスですが、強いてあげるならば下記の2点だと思います。
専任の講師がいない
「HiNative」には専任の講師はいません。自分の質問に対して回答するのは、講師や専門の資格を持ったネイティブスピーカーではなく、一般のネイティブスピーカーです。
そのため回答の正しさの保証はされていないので、ネイティブの回答とはいえ手放しで信用するのは危険かもしれません。
重要な書類や間違えられないメール等に関する質問をした場合、HiNativeの回答は参考程度にとどめ、辞書等でダブルチェックするのをおすすめします。
教材や課題がない
「HiNative」はあくまでも自分が疑問に思った質問への回答、自分で考えた文章の添削をしてもらえるサービスです。ですので、教材や課題はありません。
「HiNative」を使って英語スキルを高めるには、まずは自分で質問を考えることが必要になります。
ですので、ほかの教材で学習した内容についてわからなかった部分を「HiNative」で聞いてみるというのがよいかと思います。
「専任の講師に英語を添削して欲しい!」「教材や課題を使って学習したい!」という人は、「HiNative」を運営している株式会社Lang-8が同じく開発した英語学習サービス「HiNative Trek」をおすすめします!
もう手放せない?HiNativeはこんなときに使える!
「HiNative」は英語で聞きたいことがあるときに非常に使えるサービスだということがわかりましたが、ここではさらに「HiNative」を最大限に活用する方法を紹介します!
英語日記を書く
勉強中の言語で毎日日記を書くと、アウトプット力を伸ばすためのトレーニングになります。
とくに日記は教科書などで出てくる英作文と違って、本当に自分が使う表現を使います。
ですので、毎日英語日記を書いて添削してもらうことで実践的な語学力を身につけられるのです!
やり方はとても簡単。自分で書いた日記を「HiNative」の「この表現は自然ですか?」テンプレートを使って投稿するだけです! (無料でやりたい場合は前述の方法、「自由に質問する」で投稿してみてくださいね!)
「HiNative」なら現地の人が実際に使う表現で添削してもらえるとともに、特定の個人に依頼するわけではないので「毎日添削をお願いするのは気が引ける……」と遠慮する必要もありません。
また、「HiNative」は「1語◯円」「1回◯円」のような課金方法ではなく、無料で使い放題です。より使いやすい有料版でも月額制で毎日書けば25円/日なので、お金を気にすることなく日記を添削してもらえます。
英会話レッスンの予習・復習に
オンライン英会話で「言いたいことがうまく言えずに終わってしまった」「先生の説明があまりわからずわかったふりになってしまった」「表現や発音が合っているか、細かく指摘してもらえない」のように感じたことはありませんか?
そんなときにも「HiNative」が使えます。
レッスンの前に今日のレッスンで話したいことを「この表現は自然ですか?」テンプレートで事前に聞いてみたり、レッスンの後に「この発音は自然ですか?」「〜とはどういう意味ですか?」で質問して復習をしたりできます。
せっかくのレッスンなのでそこだけで終わりにしてしまうのではなく、予習復習をすることで効果を倍増させましょう!
旅行するときに辞書として
海外旅行のときにわざわざ電子辞書を持ち歩くのも重くて嫌ですし、辞書を使ってもどれが適した表現なのかわからないことってありませんか?
そんなときにはスマホで「HiNative」を使って質問することをおすすめします!
「HiNative」は最短1分、平均14分で回答が返ってきます。辞書としても十分使える早さですよね!
また、英語に限らず世界113言語に対応しているので、自分が勉強したことがない現地の言葉で簡単な挨拶など気になった言葉を「HiNative」で聞いてみるのも楽しいと思います。
ほかにも現地でおすすめのレストランや、現地で疑問に思った独特の文化について聞いてみるなど旅行のガイドブックのようにも使えますよ!
HiNativeはこんな人におすすめ!
実際に使ってみて、私がおすすめするのは下記のような人です。
- ネイティブスピーカーが使う自然な表現を知りたい人
- 英作文の力をつけたい人
- 身近に英語について聞ける人がいない人
「HiNative」の良さは何よりもネイティブスピーカーに直接教えてもらえることだと思います。
ですので、教科書通りではない現地の人が使う自然な表現を身につけたい人や身近に英語を教えてくれる外国人がいない人にはもってこいのサービスです!
また、毎日英語日記をつけるなど使い方を工夫すれば、普段なかなかできない英語のアウトプットができ、さらに正しい表現い添削までしてもらえるので英作文の力もメキメキ上がることでしょう!
HiNativeの登録方法
「HiNative」の登録方法はいたって簡単です。
※パソコンでインターネット上での登録も出来ますが、ここではスマホアプリでのやり方を説明します。
まずは「HiNative」のアプリをダウンロードし、最初に出てくる画面で新規登録を選択します。
次にEmailで登録するを選択します。
※FacebookやGoogle、Twitterなどのアカウントを持っている人はそれらのアカウントと連携させても登録が出来ます。
メールアドレス、任意のユーザー名、パスワードを入力し、「次へ」ボタンを押します。
母語、興味のある言語とそれぞれの自分のレベルを選択し、「次へ」を押します。
最後に、お知らせメールを受け取るかどうか選択し、「新規登録する」ボタンを押します。
すると登録したメールアドレスに「アカウントの有効化について」というメールが送られてくるので、メール内の「登録を完了する」リンクをクリックします。
これで登録完了です!
無料なのでクレジットカードの登録等もなくとても気楽に登録出来ました!
まとめ:英語学習者はHiNativeのダウンロードはマスト!
私は普段アメリカ人の友達とメールでやりとりをしたり、仕事で外国人相手にメールをしたりすることがあるのですが、今回実際に「HiNative」を使ってみて、「世の中にこんな便利なサービスがあったなんて!もっと早く知っていれば!」とちょっと後悔しました。
同じく外国人へのビジネスメールに苦労している同僚に教えてあげようと思いました。
Google翻訳で調べている人も多いと思います。最近はかなり精度が上がってきていますが、実際に自然な表現なのかどうかはわかりませんよね!
「HiNative」ではネイティブスピーカーに即座に教えてもらえる機能が無料で使えます。これはもう登録しない手はないのではないでしょうか?
「HiNative」を使ってより効果的に、より早く、英語力をあげてくださいね!
最終更新日:2021年4月17日