TOEFLスコアの目安って?TOEFLのスコア換算とあわせて紹介

海外留学や、英語力を示すために役立つ試験、TOEFL。国内の大学入試を控えた人であれば、TOEFL受験のスコア取得に向けて勉強している人も多いでしょう。

また、これまでにTOEFL試験を受けたことがある人であれば、自分のスコアは良い方なのか・もっと上を目指した方がいいのかと、気になっているかもしれません。

この記事では「TOEFLって、どれくらいのスコアをとったらいいんだろう?」という疑問を解消するために、TOEFLスコアの目安について解説します。

TOEFLテストのスコア換算についても紹介しているので、参考にしてください。

TOEFLって?iBTってどんなテスト?

TOEFLとは

TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、母国語が英語でない人の英語力をはかるための試験です。大学や大学院の入試時などで、英語能力があるかどうかを示すために活用されています。

また、仕事で英語を使う人や高い英語能力を求める人からも、支持を集めているのです。TOEFLには、おおきく2種類あり、テストの問題や受験時間、受験方法が異なります。

ここでは、TOEFLの種類について、特徴とあわせて紹介するのでご覧ください。

TOEFLは、iBTとITPがある

TOEFLは、TOEFL iBTTOEFL ITPという2つの種類にわかれます。「TOEFLを受験する」と言った場合、TOEFL iBTを指しているケースがほとんど。TOEFL iBTは、個人で受験申込ができる試験です。

問題は、Reading・Listening・Speaking・Writingの4つのセクションで構成されています。試験はインターネットを介して実施され、全国各地のテストセンターなどで受験可能。解答は、タイピング・マイクで行います。

対して、TOEFL ITPは団体向けのテストで、マークシート形式の筆記試験です。TOEFL ITPを受験したい場合は、団体が申し込む必要があります。

TOEFL iBTのテストスコアって?

TOEFL iBTのテストスコアとは
TOEFLを受験する人にとって、テストスコアは勉強の目標やモチベーションとなる重要な要素です。TOEFLのテストスコアというと、ほとんどの場合TOEFL iBTテストのスコアを指します。

TOEFL iBTテストスコアとは、大学入試や留学時に提示するスコアのことです。TOEFL iBTには、2種類のスコアがあります。1つ目は、Test Dateスコア。2つ目は、MyBestスコアです。

ここでは、2種類のスコアの違いや使い方について紹介します。

Test DateスコアとMyBestスコアがある

TOEFL iBTの試験は、問題の各セクションで0~30のスコアがつき、合計120のスコアがでます。Test Dateスコアとは、テストを受けた日のみの試験結果のことです。

TOEFL iBT®スコアの理解

引用:TOEFL iBT®スコアの理解|ETC

これに対して、MyBestスコアは、過去2年間のうち各セクションで最も高いスコアを組み合わせたスコアのこと。

TOEFL iBT®スコアの理解

引用:TOEFL iBT®スコアの理解|ETC

たとえば、TOEFL iBTを数回にわたって受験したとします。そのうち、過去2年間であれば、各セクションで一番高いスコアで、自分のベストスコアを作れるのです。

MyBestスコアは、一番良いスコア同士を組み合わせることができるので、Test Dateスコアよりも便利なスコアといえます。Test DateスコアとMyBestスコアは、テスト後にでるスコア結果(スコアレポート)に表示されています。

MyBestスコアが使える大学は限られている

MyBestスコアは、2019年8月1日以降のTOEFL iBTテストから導入された、便利なスコア制度です。しかし、大学によってMyBestスコアが使えるかどうかが変わるため、注意が必要。

受験時などスコアの提示を求められる際は、MyBestスコアでOKか・Test Dateスコアのみ使用するのか、事前に確認しましょう。大学の入試要項をみると、Test Dateスコアのみの場合は「MyBestスコアは活用せず、Test Dateスコアのみを活用」などど記載があります。

また、TOEFL iBTテストを行っているETSの公式ホームページから、MyBestスコアの受け入れ機関を検索することができるので、確認してみてください。

TOEFLスコアは、テスト6日後にETSで確認

TOEFL iBTの結果は、テストから6日後に確認できます。確認する場所は、受験申し込みの際に使用した、ETSのアカウント。
(ETS:https://v2.ereg.ets.org/ereg/public/jump?_p=TEL

まず、ETSアカウントにログインします。

View Scores and Score Recipients(スコアとスコアの送付先を表示する)」をクリック。

そして、受験したテスト日の「Action/Status(アクション/ステータス)」から「View Scores(スコアを表示する)」をクリック。

そうすると、Test DateスコアとMyBestスコアの2つを見ることができます。また、TOEFL iBTスコアの有効期限は「テスト日から2年以内」です。忘れずに覚えておきましょう。

TOEFLのテストのスコア目安は?

TOEFLのテストのスコア目安は?

TOEFLのテストは、難易度が高い英語試験です。TOEFLのテストスコアを使用する用途は、人それぞれ異なるので、目指すスコアも変化します。

また、希望する大学によって、入学基準となるTOEFLスコアが変わってきます。そのため、英語能力を高めたいのか・受験に使いたいのかなど、目的によってスコアをみていくことが大切です。

ここでは、TOEFLのスコアとして求められることが多いTOEFL iBTスコアについて、目的別で望ましいスコア平均を紹介します。

ETSが提唱するTOEFL iBTのスコア評価

TOEFLテストを作っている、ETSが提唱するTOEFL iBTのスコア評価があります。TOEFL iBTの、4つのセクションごとの評価は以下です。

①Reading
初級:0~3、中級:4~17、上中級:18~23、上級:24~30
②Listening
初級:0~8、中級:9~16、上中級:17~21、上級:22~30
③Speaking
基礎:0~9、初級:10~15、中級:16~19、上中級:20~24、上級:25~30
④Writing
基礎:0~6、初級:7~12、中級:13~16、上中級:17~23、上級:24~30
※各セクション、0~30のスコア・総合スコア0~120

このスコア評価となっている理由については、ETCの「Performance Descriptors for the TOEFL iBT® Test」に詳しく記載されています。

TOEFL iBTスコア60〜79

TOEFL iBTは、4つのセクションで各0~30のスコアがつき、合計120のスコアで評価される試験です。試験時間は、約3時間30分。難易度が高いといわれる問題を、長時間にわたって集中して解かなくてはなりません。

そこで、TOEFL iBTの最初の壁ともいわれるのが、スコア60。ハードな勉強・テスト当日を耐え抜き、やっと辿り着けるという人がたくさんいます。

この60というスコアは、海外の大学へ留学するときや交換留学生として入学する際、求められる最低基準です。

しかし、ほとんどの大学はTOEFL iBTスコア70~80を入学時の条件としています。留学を望んでいる人は、60以上のスコアを目指す必要があるでしょう。

TOEFL iBTスコア80~99

TOEFL iBTスコア80~99は、大学受験をする人が目標とするスコアです。80前後のスコアが、一部トップ大学を除いた、ほとんどの大学入学基準となっています。

また、スコア80~90は、大学院入学時の基準スコアとされていることが多いです。スコア80~90のラインは、しっかりとTOEFL対策をしないと取得が難しく、80のスコアになかなか届かず停滞してしまう人も。

ETSのデータをみると、日本人のTOEFL iBTスコア平均は72という結果が公開されています。

とはいえ、この平均スコアも対策を重ねた人たちのスコアです。

スコア80~90のラインは、平均以上のスコアだということを認識した上で、準備を重ねて受験に臨みましょう。

TOEFL iBTスコア100~120

TOEFL iBTは、120が最大スコア。スコア100~120のラインは、非常に難易度が高く、ネイティブスピーカーでさえも対策なしではスコア100に到達するのは難しいといわれています。

もしスコア100以上を取得できれば、世界のトップ大学へ進学できる可能性がうまれます。さらに、大学院進学やMBAなど選択肢がかなり増える上、就職先の仕事の幅が広がるでしょう。

スコア100を目指して勉強している人たちを見ると、海外のレベルの高い大学に留学をする・MBAを目指す、といった目標を胸に、学習している人がほとんど。

スコア100に到達するためには、かなりの勉強量と努力が必要で、ポイントを徹底的におさえた学習法を確立する必要があります。

TOEFLスコアは、ほかの英語試験に換算できる?

TOEFLスコアは、ほかの英語試験に換算できる?

TOEFLをはじめ、TOEICにIELTSなど、英語の能力をはかる試験はたくさんあります。「TOEFLで取得したスコアは、ほかの英語の試験だとどれくらいの点数になるんだろう」と気になりますよね。

TOEFLのスコアを、ほかの英語試験の点数に換算するツールで、参考になるのがETCのツールです。ETCでは、TOEFL iBTとIELTSのスコアを換算する、スコア比較ツールが公開されています。

ここでは、ETCのスコア比較ツールの内容の紹介とあわせて、参考リンクもあるのでご覧ください。

ETSのスコア比較ツールを参考にする

ETSは、TOEFLテストを作っている非営利テスト開発機関です。

ETSのTOEFLホームページにある、「Comparing Scores」というページでTOEFLとIELTSのスコア換算表が公開されています。

全体的なスコアはもちろん、TOEFL iBTテストの4つのセクションごとにわかれたスコア換算表もあるので便利です。

TOEFLのスコアを入力すると、IELTSのスコアに自動で換算してくれるので、ぜひ試してみてください。また、TOEFLのスコアをCEFR(セファール)レベルに換算した表もあります。

CEFRとは、欧米を中心に広く使われている、外国語のコミュニケーション能力を表す指標です。

まとめ:TOEFLスコアの目標をたててみよう!

TOEFLスコアの目標をたててみよう

数ある英語試験のなかでも、人気を集めているTOEFL。大学入試や留学を目的に、TOEFL受験をする人はますます増加しています。

ただ、TOEFL iBTで高スコアを取得するのは、ネイティブの人であっても難しいといわれるレベルです。スタートラインとして目指すスコアは、60〜70。

スコア80を境に、難易度がさらに上がっていきます。スコア100はかなりの英語上達者でなくては辿り着けない、ハードルが高めのスコアです。TOEFLの勉強を成功させるためには、目標となるスコア設定が大切。

入学したい大学のレベル次第で、目指すべきTOEFLスコアは変わってきます。自分が行きたいところ・したいことを明確にさせて、計画的に学習を進めていきましょう。

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