就職や転職を考えている人へ!働きながら英語が勉強できる仕事を紹介
英語に興味がある人は、将来英語を使った仕事に就きたいと考えている人が多いと思います。せっかくなら、仕事をしながら英語が勉強できたら最高ですよね。
仕事をしつつ英語のスキルが上達する仕事はたくさんありますが、なかでもおすすめ仕事を7つ紹介します。
就職や転職だけでなくアルバイトとしても活躍できる仕事もありますので、就職はまだ先という人にも役立つと思います。
仕事に就く前に準備しておきたいことも紹介してますので、ぜひ参考にしてください。
目次
英語が勉強できる仕事に就く前にしておきたいこと
働きながら英語が勉強できるとはいえ、ある程度の下準備は必要です。仕事に就く前にどんなことをしておくと便利か、いくつか挙げてみました。
英語以外にも大切なことがあるので要チェックです。
仕事に就く前に最低限の英語力は身に付けておく
英語が勉強できる仕事に就くということは、職場で英語を使う環境があること。少なからず英語の勉強はしておいた方がいいですよね。
もし就職や転職する日が決まっているなら、その日をゴールと決め計画を立てて勉強するのもおすすめ。
やはり英語力ゼロでは雇ってもらえる可能性も低いので、就きたい職種がどこまでの英語力を求めているのか調べてみるのもいいでしょう。
インターンシップや研修制度を利用する
私が個人的にもおすすめしたいのが、企業のインターンシップや研修制度を利用することです。
インターンシップとは、就職する前に企業で研修生として働く制度です。多くの学生はこのインターンシップに参加しています。
インターンシップに参加すると、実際の職場体験から先輩社員から話を聞けるなどメリットもたくさん。企業への印象が変わったと思う人も少なくありません。
気になる企業や業種があれば、積極的に参加してみてください。またインターンシップや研修制度は何社でも参加できます。
実際にその企業の面接を受けるときも、志望理由が明確になるので採用担当者への印象付けにもバッチリです。
英語以外の知識も養っておく
英語の勉強はもちろんですが、意外と忘れがちなのが英語以外の知識です。
働きたいと考えている企業や業種には、それなりの専門性があるはず。業務内容は就職してから学ぶので、専門の知識をある程度養っておくのもおすすめです。
事前に専門の本を読んだり、インターネットで情報を集めたりするのもいいでしょう。また似たような業種があれば、アルバイトで経験してみるのもいいかもしれません。
先ほどのインターンシップ制度を利用すれば、どんな知識が必要なのかも見えてきます。
少しでも就職を有利にするために、専門スキルも磨いてみましょう。
参考記事:【AI学習】SANTA TOEICの口コミ・評判を紹介!自分にあった学習方法がわかります
【一石二鳥】仕事をしながら英語の勉強ができるおすすめ職種7選
英語力を生かしつつスキルアップもできる職種は、就職でも競争率の高い仕事ばかり。今回は数ある職種のなかから、とくに人気なものを選んでみました。
どの仕事も英語を使う場面が多いので、仕事中に英語力がアップすること間違いなしです。将来、独立を考えている人にもピッタリな職種もありますよ。
貿易事務
貿易事務は、輸出や輸入と言った貿易に関わる事務職です。おもに取引先が海外ということもあり、英語は必須のスキルといえます。
基本的に貿易事務は、書類作成に関わることが多いため「読む」「書く」が中心の仕事。貿易事務を目指している人は、読み書きを中心に英語の勉強をするといいでしょう。
貿易事務で身に付いた英語力は他業種でも役立つものばかりなので、今後キャリアアップを図るにもおすすめです。
ツアーコンダクター(ツアーガイド)
旅行好きな人に人気のツアーコンダクターやツアーガイド。
じつはこの2つは仕事内容が異なります。
ツアーコンダクターは、おもにお客様の旅のサポート業務。チケットの手配からホテルのチェックインなどを行い、観光ガイドは含まれていません。
反対にツアーガイドは観光ガイドがおもな仕事です。
仕事内容は異なりますが、どちらも「聞く」「話す」を中心に英語を使います。この業種を希望している人は、英会話を中心に勉強していくといいでしょう。
テーマパークのスタッフ
日本のテーマパークは外国人にも人気の場所です。インバウンドの影響、2021年の東京オリンピックに向けて、外国人の観光客はさらに増えると予想されています。
テーマパークでは、配置される場所により英語を使う頻度はまちまち。ですが、アトラクションのキャスト以外は英語を使えた方がいいでしょう。
テーマパークでも「聞く」「話す」力が必要になりますので、日常会話ができるぐらいの英語力があると就職にも有利です。
キャビンアテンダント
人気の職種で、私も中学生の頃に目指していたキャビンアテンダント。
キャビンアテンダントは飛行機に搭乗し、機内サービスやお客様の安全を守る仕事です。
キャビンアテンダントは国内線と国際線、また外資系と選択肢もいろいろ。国内線は英語を使う機会は少ないものの、外国人観光客の増加に伴い必要なスキルとされています。
国際線や外資系は、高いスピーキング力が求められます。
どれも一貫していえることは「聞く」「話す」力が重要だということ。英語力を証明するためにTOEICを受ける人も多いと思いますが、それよりも会話力を中心にレベルを上げていく方が現場でも役立つでしょう。
グランドスタッフ
グランドスタッフは、空港でのカウンター業務や到着便業務などを行う職種です。
ほかの職種に比べ、求められる英語力はさほど高くありませんが、英検2級以上が望ましいといわれています。
国内線・国際線とも英語でのアナウンスは必須なので「聞く」「話す」力が必要です。また外国人観光客とのやり取りもあるので、日常会話も必要なスキルといえるでしょう。
私は空港を良く使いますが、発音が完璧だとかなりカッコいいと思うので、発音も気にしながら勉強をすすめるといいかもしれませんね。
ここでちょっと余談。
キャビンアテンダントを目指していた私ですが、身長が低いため諦めていました。地元の空港が新しくなるということで、あらたにグランドスタッフを募集してたのを見て『どうしても働きたい』と思ったのですが……
なぜかここでも身長制限があり、応募すらできなかった苦い経験があります。それまでは英語が好きだった私ですが、これを機にまったく勉強しなくなりました。
そして今……英語をすっかり忘れているので勉強し直しているところです。
翻訳家
翻訳家は、外国語で書かれている本やニュースなどを日本語に訳す職種です。また逆に訳すのも翻訳家の仕事。
翻訳家には特定の資格は必要ないため、英語に自信のある人ならだれでもチャレンジできます。しかし、今まで紹介した職種と違うところは、高いレベルが求められること。
専門知識はもちろんですが、TOEICも満点近くまであるのが望ましいといわれています。「読む」「書く」が中心なので、会話力はさほど求められていません。
あらゆる分野にアンテナを張って、日頃から訳す練習をしてみると良いと思います。
翻訳家は独立としても成り立つ職業なので、どこでも働けるというメリットがありますね。
ITエンジニア
現在はITなくして生活は成り立たないといわれているほど注目されており重要なITエンジニア。
一見英語とは関係なさそうに見えますが、ITエンジニアも英語を勉強できる職種として注目されています。
その理由は、世界中で使われているITサービスの多くは外資系が提供しているからです。
海外サイトから最新情報を入手するためには英語は必要なスキル。ITのスキルも磨きながら英語力も養えます。
ITエンジニアは「読む」「書く」が中心なので、会話力は高いレベルでなくても構いません。
またITエンジニアは世界中から必要とされているため、海外進出を視野に入れている人はぜひチャレンジしてみてください。
参考記事:【保存版】おすすめの英語アプリを、英語ゲームアプリ開発会社が選定してみた【22選】
英語が勉強できる仕事に就くまでにTOEICで実力をチェック
仕事に就くまでに、自分の英語力を試すならTOEICを受験してみるのがおすすめ。
TOEICは試験実施日も多いので、定期的に自分の実力を確認してみましょう。ここで気をつけたいのが、希望する職種が英語力の何を求めているかです。
「読む」「書く」が中心の職種であれば『Listening & Reading Test』を受けてみてください。
反対に「聞く」「話す」が中心の職種であれば『Speaking & Writing Tests』がおすすめ。
日本人は読み書きはできても話せない人が多く『Speaking & Writing Tests』は多くの企業でも注目している試験です。
TOEICの詳しい内容はこちらの記事にまとめてあるので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
英語が勉強できる仕事を目標にしている人は、少なからず英語に興味がある人ばかりです。競争率は高いですが、実際に就職できたことを考えると日頃の勉強にも精がでますよね。
働きながら英語が勉強できる職種は、紹介した以外にもたくさんあります。接客が好きなのか、事務系が好きなのか絞りながら職種を決めてみてください。
最終更新日:2021年4月8日