社会人に最適な英語の勉強とは?忙しい合間でも効率よく学べる方法を紹介

公開日:2020/09/13
更新日:2021/04/08

「社会人になって英語を勉強したいけど、忙しくて勉強が進まない」と悩んでいませんか?

社会人は仕事や付き合いに追われ、勉強する時間を作ることも難しいですよね。そんな人のために、今回は忙しい社会人におすすめの英語の勉強法を紹介します。

私も現在、英語とベトナム語を学習中ですが、日々仕事に追われ勉強がおろそかになった時期がありました。

「忙しくてもなんとか勉強の時間を作りたい!」と実践したことも交えているので、きっと社会人学習者の参考になると思います。

忙しい社会人には英語を勉強する時間を確保することが大切

忙しい社会人には英語を勉強する時間を確保することが大切

社会人が何か勉強を始めるとなると、思うように時間を作れないことがあると思います。そんな忙しい社会人は、うまく時間を作ることがカギです。

1日24時間は平等に与えられた時間。どのように時間を作ればいいのか詳しく解説します。私も実践していることがあるのでおすすめですよ。

まとまった時間よりもスキマ時間を有効活用する

社会人でいちばんのネックといえば「まとまった時間が作れない」ことではないでしょうか?

「仕事が忙しい」「通勤時間がかかる」「仕事がハードで疲れて勉強できない」など、理由はさまざま。「勉強する」と意気込むと、どこかでまとまった時間を作ろうとしますよね。以前の私もそうでした。

しかし仕事が第一優先の私は、勉強する時間を確保する予定を立てても思うようにいかず、何度も断念。結果、英語を勉強する時間もいつのまにかなくなりました。

社会人は何かと忙しいため、まとまった時間を作れるのは休日ぐらいだと思います。しかし語学学習は「繰り返し継続」が大切!週1~2日ぐらいの勉強では思うように学力アップできません。

そこでおすすめしたいのが「スキマ時間をうまく使う」方法です。1日を振り返ってみると、無駄に過ごしている時間って結構あるんですよ。

たとえば

  • 通勤時間
  • お風呂に入っている時間
  • 歯磨きをしている時間
  • 家事をしている時間
  • ネットサーフィンをしている時間

など、思いつくだけでもこれだけあります。

社会人はこのスキマ時間をぜひ有効活用してみましょう。スキマ時間を使えば1日2~3時間ほどは英語の勉強に時間を使えます

人によってはトイレの時間も立派なスキマ時間かもしれませんね。

勉強を継続するために習慣化させる

スキマ時間を有効活用するためには、習慣化させるのがいちばんおすすめです。習慣化させるまでには時間がかかりますが、しばらくの間は意識して取り組んでみてください。

習慣化されると英語の勉強も当たり前のようにできます。目標は「朝起きたら顔を洗う」「食事後は歯磨きをする」と同じぐらいになること!

しかし、この習慣化も初めから詰め込み過ぎると挫折してしまいがちです。慣れるまでは1~2個を目安にスケジュールに組んでいくと良いと思います。

ちなみに現在、私が習慣化させていることは3つです。

  • 朝起きたらテキストを1ページ音読する
  • 昼食後は10分間スマホアプリを使って勉強する
  • 寝る前の15分間は単語を覚える時間に使う

すべて10~15分程度で終わるものばかりなので、気軽に勉強できています。

習慣化で大切なことは多くの時間を費やさないことです。私の例でいくと、3つの習慣化をすべて1時間費やしていたらきっと続いていませんでした。サクッとできる時間配分だから今も続いているんだと思います。

この習慣化が定着したら、スキマ時間をうまく使ってどんどん項目を増やしていきましょう。

無理のない目標を決める

語学学習に限らず、勉強するために目標設定はとても大切です。最終的なゴールを決めたら、短いスパンで小さな目標を立ててみましょう

この小さな目標はあまり高望みしない方がベストです。「少し頑張ったらできそうかな」という目標を立てれば挫折も少なく済みますよ。

忙しくて時間がない社会人でも、挫折しないためには小さな目標もあなどれないんです。

社会人におすすめの英語の勉強法5選

社会人におすすめの英語の勉強法5選

社会人でも無理なく英語の勉強ができる方法を5つ挙げてみました。楽しみながら続けられる方法も紹介しています。

忙しい社会人でも少しの工夫で勉強できますので、ぜひチャレンジしてみてください。

移動中も立派な勉強時間!英語アプリを使って基礎固め

通勤や移動時間は、貴重なスキマ時間の代表格です。移動中の時間はしっかり有効活用しましょう。

移動中に便利な教材は英語アプリ。スマートフォン1つで英語学習ができるので、自分に合ったアプリをいくつかダウンロードしておくと便利です。また英語アプリは、無料のものが多くあるのでコスパも最強!

電車やバスを利用する場合は発音練習やスピーキングができないため、英単語や英文法を覚えるフラッシュカードタイプや、穴埋め問題を中心に勉強するといいと思います。

実際のレビュー記事と合わせて、タイプ別におすすめアプリを紹介します。移動中は苦手分野を集中的に勉強するのもいいですよ。

休みの日には洋画で英語フレーズをリスニング&アウトプット

休日はがんばって英語の勉強に集中したいところですよね。もちろん英語のまとまった時間をあててもいいですが、せっかくの休みは楽しみながら英語を勉強したくないですか?

そこでおすすめしたいのが映画を使った勉強法です。好きな俳優やジャンルの映画を選んで、映画を見ながらリスニングとアウトプットを強化しましょう。

映画を使った勉強法は、なるべく日本語字幕は使わないこと!また自分のレベルに合った映画を選ぶことも大切なんです。

俳優になりきって映画のフレーズをアウトプットできるまで挑戦してみましょう。

「おすすめ映画と勉強法まとめ」の記事に映画を使った勉強法とおすすめ映画を載せています。ぜひ参考にしてみてください。

音読は単語力アップとリスニング力アップに効果的

英語の勉強法でもっとも効果的といわれているのが音読です。

音読は声に出して英語を読むことで、英語学習の登竜門といっても過言ではありません。

英語を声に出して読むと

  • 英語を聞いて意味が理解できる
  • 発音やイントネーションなど音声変化が習得できる
  • 英語を英語で理解できる

などメリットがたくさん。
もちろん、音読は英語以外の語学学習にも役立ちます。

単語帳やテキストなど、1冊を何度も何周も丸ごと覚えるつもりで繰り返し音読してみましょう。
この音読をすると不思議なことに先ほど挙げたような英語力が格段アップします。さらに基本的なフレーズや単語の意味まで理解できるのでおすすめです。

音読ならお風呂に入っている間やベッドに横たわっている時間などでも勉強できますよね。

音読におすすめのアプリもあるので、スマートフォンを使って音読も可能です!

1日の終わりに英語日記で習慣化

私も現在挑戦しているのが日記です。1日の振り返りとして英語で日記を書くのもおすすめ。日記はノート1ページにぎっしり書く必要はありません。2~3行でもいいので、英語で表現する時間を作ってみましょう

分からない単語が出たらその都度調べながらでも問題ありません。日記を書き終えたら、アウトプットとして声に出して読んでみるとさらに効果的です。

「正しい文章なのか不安」という人は、HelloTalkアプリで友達を作って添削してもらうのもいいですよ。周りに英語がわかる人がいれば、その人に添削してもらいましょう。

英語力を確認するために毎月TOEIC受験

勉強した成果を定期的に確認するためにTOEIC受験をするのもいいかもしれません。

TOEICは合否判定のない試験で、自分のスコアや英語力を確認するには最適です。毎日コツコツ英語を勉強していれば、少なからずTOEICスコアも上がっていきます。

スコアが上がるとモチベーションにもつながりますよね。

ここで簡単にTOEICスコアのレベルを載せておきますので、自分のレベル確認にも参考にしてください。(TOEICは満点990点です)

0~200点台 中学レベルの基礎がほぼ身に付いていない
300点台 中学レベルの英語が定着していない
400点台 中学レベルの基礎が理解できている
500点台 中学レベルの応用まで理解できている
600点台 高校英語の基礎が理解できている
700点台 日常会話が理解できている
800点台 ビジネス英語を使いこなせる

社会人が気をつけたい英語の勉強法

社会人が気をつけたい英語の勉強法

勉強にかける時間が少ない社会人は「早く身に付けたい」という焦りから、間違った勉強法をしてしまいがちです。私も焦りから勉強する順番を間違え、結果時間だけが過ぎていったことがあります。

大切な時間を効果的に使うために、注意したい勉強法を3つ挙げてみました。「焦りは禁物」を心がけ、効果的な勉強を進めてください。

焦りは禁物!自分の学力に合ったレベルから勉強する

中学・高校と英語教育を受けている人からすると、基礎を飛び越えて英語の勉強を進める人も多いです。何を隠そう、私もそのタイプでした。

しかし社会人になり英語に触れる機会が減ると、自信のあった基礎さえも忘れています。
まずは中学英語を勉強し、問題なければ次のレベルへ進むようにしてください。

学力に合っていないレベルから始めてしまうと、英語がわからないため挫折してしまいがちです。
英語は「継続が大切」ということをつねに頭に入れておきましょう。

基礎が整っていないと英会話レッスンは長く続かない

英語の勉強を始めるとき、多くの人は英会話スクールに通うことを想像すると思います。しかし多くの英会話スクールでは、英語のみでレッスンが進むため基礎ができていないと会話の中身すら理解できません。

私もオンラインレッスンの無料体験を受けたことがありますが、日本語が話せない講師だったためフリートークの会話をすべて理解できませんでした。このときは「やっぱりまだ私には早いな」と感じたぐらいです。

先ほどと繰り返しになりますが、英会話レッスンを受ける前に基礎固めをしっかり勉強しましょう。

中学校で習う英単語は約1,100語といわれていますが、この単語を覚えるだけでも十分です。日常会話をスムーズにしたいのなら3,000語を目安に勉強してみるといいですよ。

語彙力がなければ会話を聞いても理解できないので、単語の習得はとても大切です。

机上の勉強は効率悪いため時間は最小限に抑える

日本の英語に関する教育は、英語を話すというよりも受験に対する勉強が強いイメージです。そのせいか、机上で英語を勉強する人も多いと思います。

私のそのタイプで「机に向かって」いることで、英語を理解していると勘違いしていました。しかし机上の勉強は思うように進まないので効率は悪いです。

なかには「書かないと覚えられない」という人がいるかもしれません。その場合はアウトプットも忘れず意識してみましょう。英語日記と同様、書きながら声に出すことを心がければインプットとアウトプット両方でいるのでおすすめ。

英語は「聞く」「話す」を重点的に勉強すれば飛躍的に英語力もアップします。

まとめ

英語 勉強
社会人は1日の大半を仕事にあてているため、必然的に勉強に使える時間は少ないです。
しかし工夫一つで時間はたくさん作れるので、少しの時間も無駄にせず英語学習にあててみてください。

また背伸びをしがちですが、自分のレベルを把握しておくことも大切です。私も中学英語をイチから勉強し直しています。

学生時代には得意だった英語でしたが、社会人になってまったく使わなくなるとここまでレベルが落ちるのかとショックでした。この努力はきっと身になると信じ、みなさんと一緒にレベルアップしたいです。

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この記事を書いた人

かつお

海外一人旅が好きなライターです。ここ3年は東南アジアにどっぷり浸かってます。海外旅行の楽しみは「遺跡巡り」と「現地ビール」です。

最終更新日:2021年4月8日