【TOEIC対策】英語のリスニングはコツさえ理解していれば簡単!? オススメのアプリや参考書も紹介!
目次
TOEICで高得点を取るためには、リスニングの得点を伸ばす事で目標得点により早く近づくことが出来ます。
なぜなら、TOEIC受験者の平均得点の内訳をみると分かるのですが、ほとんどの得点帯でリスニングがリーディングの得点より低いからです。
しかし、リスニングを伸ばそうとしても以下のような問題に頭を抱えている人は多いかと思います。
- リスニングの学習方法がわからない
- リスニングを勉強しているけど結果がなかなか出ない
- 自分にあったリスニング学習方法が見つからない
- リスニング学習が面倒でやる気が起きない
私もTOEICのリスニング得点を上げようとした時に、上記のような問題に突き当たりました。
ですが、「リスニングはコツさえ理解していれば簡単!」ということを理解して以来、リスニング得点が格段に向上しました。
この記事では、TOEICリスニングの問題形式やパートごとの特徴、リスニング学習方法などを初心者にもわかりやすくご紹介しています。
また、リスニング学習をより効率的に進めるために必要なコツなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
TOEICリスニングの問題形式
TOEICのリスニングで高得点を取るためには、どのような問題がTOEICで出題されるかを知る必要があります。
そして、その問題形式の対策をしておくだけで今まで以上の得点を取れるようになります。
なぜなら、事前にパートごとにどのような問題が出題されるか認識していれば、テスト中に焦ることなく落ち着いて解答できるからです。
例えば、パート2で応答問題が出てきて、パート3で会話問題が出るということを事前に知っていれば気持ち的に安心して解けるようになります。
TOEICリスニングセクションは以下のような問題形式です。
テスト形式 | テスト時間/問題数 | 配点 |
全問マーク形式 |
パート1…5分/6問 パート2…10分/25問 パート3…17分/39問 パート4…13分/30問 トータル…45分/100問 |
各5点 トータル…5〜495点 |
パートごとの特徴やコツは下記でより詳しく解説していきます。
TOEICリスニング対策パート1
パート1は写真描写の問題です。
一枚の写真について4つの短い説明文が一度だけ放送され、その中から写真の内容と一番近い文をマークします。
パート1で放送される説明文は約20秒程度で、その後5秒ほどで解答します。
このパートで高得点を習うコツは事前に写真を見て、どのようなことが放送されるかを予想することです。
写真の中に何人いるのか、何をしているのか、モノは机の上か下かなど、様々な状況を頭の中で整理し、落ち着いて放送を聞くことで高得点が取れるかと思います。
また、回答時間が5秒しかないので長考するのではなくテンポを大事に回答していきましょう。
このパートの英文は後のパートと比べ短く簡単なので落ち着いて放送を聞くことが大切です。
TOEICリスニング対策パート2
パート2は応答問題で、問題用紙には何も印刷されておりません。
このパートではひとつの質問もしくは、ひとつの文章が最初に読み上げられます。その後、その文に対する質問が3文読み上げられます。
文章と質問はトータルで15秒程度で読み上げられ、その後5秒ほどの解答時間が与えられます。
このパートのコツは、質問文の5W1Hを漏らさずに聞くということです。
Why(なぜ)How(どうやって)Who(誰)などの疑問詞をしっかりと聞くことで、あまり文章が理解できなくても文脈や想像で解答できます。
また、パート3・4などの長文リスニングはある程度の長文リスニング学習を必要とし、英語に慣れていない人にはかなり難しいです。
なので、比較的簡単に得点を上げるためにはパート2から攻略することが最速です。
TOEICリスニング対策パート3
パート3ではパート1・2に比べて、放送される文が長くなっており、集中力が高得点の鍵です。
このパートでは2人もしくは3人による会話が放送され、問題用紙に印刷されている四択の選択肢から適切な答えをマークする必要があります。
(問題用紙に印刷されている四択の選択肢全ても読み上げられます。)
ひとつひとつの会話は30秒〜40秒と長いため、頭の中で状況を把握し、情報を整理する必要があります。
また、解答時間は8秒と短いので、わからない場合は悩まずに次の問題に備えた方が良いでしょう。
このパートの特徴は質問文が問題用紙に印刷されているということです。
そのため、パート3のコツは会話が読み上げられる前に質問文に目を通し、何が聞かれているかを理解しながら会話を聞くということです。
そうすることで、読み上げられる会話全てに意識を集中せずにすみ、必要なところだけを会話の中から見つけ出せます。
TOEICリスニング対策パート4
パート4では説明文問題になっており、パート3同様に長めの文が読み上げられます。
読み上げられる内容は会議の一部のようなミニトークや、アナウンスメントのようなナレーションのような情報量が多めの文です。
また、パート3と同じく問題用紙に設問と選択肢が書かれています。
パート4で気を付けることは、パート3の会話文以上に情報整理やどのような状況を説明しているのかを、瞬時に頭の中で考える必要があります。
また、ナレーションとミニトークに関わらず、30秒から60秒程度の文が放送され、その後8秒程度の解答時間があります。
このパートのコツは8秒の解答時間をフルに使うのではなく、できるだけ早く解答し、次の質問文を先読みすることです。
実は、TOEICのリスニングでは「次の設問を読んではいけない」という規定はありません。コツを掴むだけで今まで以上に、パート3・4といった多くの人が難しいと感じるパートでも高得点を取ることが可能になります。
リスニングの基礎能力が必要
TOEICのリスニングの問題形式やパートごとのコツを理解すると、かなり問題が解きやすくなり、それだけでも少し点数が上がるということはわかったかと思います。
しかし、上記のようなコツをつかんでも、高得点を取ることは難しいです。
TOEICのリスニングで高得点を取るには、リスニングの基礎知識や英語そのものの学習をする必要があります。
リスニングは勉強し出したからといってすぐに結果がついてくるというものではありません。
そのため、少しでも早くリスニング学習を始め、英語に慣れましょう。
リスニングを学習する方法は下記のように様々です。
- 外国人の友達に教えてもらう
- 英会話に通う
- 海外ドラマ・映画を見る
- アプリ・参考書を使って学習する
この中で私が一番オススメする方法はアプリ・参考書を使いながら、お手軽に空き時間に学習するという方法です。
なぜなら、空き時間に学習できるということはわざわざ学習時間を割く必要がなく、結果として継続して学習ができるからです。
下記ではTOEICのリスニング対策のためにオススメするアプリや参考書を詳しく紹介致しますので、是非参考にしてみてください。
TOEICリスニング対策|アプリ編
オススメのアプリ①金のフレーズ2
金のフレーズ2はTOEICのリスニング、リーディング対策には必須の大人気書籍のアプリバージョンです。
※android版は提供されていません
アプリであるため参考書を持ち運ぶ必要がない上、オフライン上でもリスニング学習や単語の習得などができます。
また、金のフレーズ2はTOEICの重要単語を1000語収録しており、このアプリ一冊だけで他の受験者との差をつけられます。
また、やみくもに1000語を学習する必要がなく、600点・730点・990点など、目標とする点数ごとに必要な単語を提案してくれるので、効率的に学習を進めることが可能です。
オススメのアプリ②abceed
abceedは207冊もの英語教材の中から自分にあった参考書を見つけ、学習できるアプリです。
また、自分が間違えた単語を自動的に記録し、苦手な単語も勝手に克服できちゃいます。
abceedを使うメリットは、通勤時間や家で暇なときなどに気軽に英語学習やリスニング学習をできることです。
リスニング教材はダウンロードすることができるので、オフラインの状態でもリスニング学習が可能です。
また、文字を見ないで英文・英単語の発音を聞くことでリスニング力が鍛えられやすく、TOEICリスニングの実践により近いです。
abceedについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
オススメのアプリ③英語物語
英語物語は、「楽しみながら英語を勉強できる」というコンセプトで作られている、ゲーム形式で学べる英語学習アプリです。
日常英会話やTOEIC、センター問題など、その人に合った内容で学習でき、無料でも楽しくプレイできます。
また、英語物語はゲームですが、間違えた単語や文法を復習できる機能やお気に入りへの登録、詳しい解説の表示などされるので、しっかりと覚えながら英語を学習を進められます。
英語物語について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
TOEICリスニング対策|参考書編
オススメの参考書①DUO 3.0
DUO3.0は、従来の単語をひとつひとつ日本語と照らし合わせながら覚えるという単語帳とは違い、例文の中で使われている単語を覚えることができる単語帳です。
そのため、単語が例文の中でどのように使われているかなども理解することができ、単語をより体系的に覚えられます。
また、560の例文から2600もの単語を学習できるので、単語量だけだとかなり十分な量です。
付属のCDと一緒に学習を進めることでリスニング能力を向上させることができ、TOEICのリスニングのみならず、TOEICのリーディングの得点も同時に上げることが期待できます。
DUO3.0を使ったより効率的な学習方法は、例文を見ながらCDに合わせて声に出して学習する方法です。声に出しで練習種ることで単語を記憶しやすくなります。
しかし、単語は覚えたと思っても意外と忘れやすいので、とにかく反復学習が必要です。
オススメの参考書②フォニックス
フォニックスを利用して学習する最大のメリットは、練習問題の多さです。
フォニックスに付属でついているCDは78分間あり、その全てが練習問題となっています。
また、中には英語の早口言葉など遊び要素も詰め込まれており、飽きにくい作りとなっているのが特徴です。
この参考書は単語帳というよりも、発音をより向上させるためのものであるため、あまり単語量の増加は期待できません。
しかし、発音が上手くなるとリスニングも聞き取りやすくなり、結果としてリスニング得点が向上します。
単語帳だけで勉強すると単語を間違った発音で覚えてしまい、いざリスニングでその単語が使われた時に理解できないことがあります。
なので、単語力を伸ばすだけでなく発音力を伸ばすことでリスニング得点を効率的にあげましょう。
TOEICリスニング対策|オーディブル編
英語物語スタッフイチオシの英語学習方法が、本を朗読してくれるオーディブル。いつでもどこでもスマホアプリから読みたい本が聴けるので、どこでも英語学習ができる大変便利なコンテンツです。
リスニングにおすすめの1冊は単語王。英語物語もお手伝いした『発音記号キャラ辞典』でお馴染みのリチャード川口先生の本で、この本のすごいところは「TOEICスコアを月平均で180点上げた伝説の教材を、自学用に最適な形にアレンジしたもの」であること!
音声で聴けるのでリスニングの上達はもちろん、TOEICにでてくる重要単語が学べて、ラジオDJノリのライブ授業で楽しく学習が進められます。
ぜひ英語学習にオーディブルを取り入れてみてくださいね!
今英語物語ではオーディブルキャンペーンをしているので、こちらもチェックしてみてください。
リスニングを理解するには発音が大事
リスニングで高得点を取るためにはひたすら英語を聞くということがあまり効率的であると言えません。リスニングを理解するには自分自身の発音も重要なのです。
英語には似ている発音が多いですが、ひとつひとつを区別しながら理解するにはかなりの時間がかかります。
例えば、Light とRight という英単語はカタカナで書くと「ライト」と同じになりますが、英語だとRとLの発音が変わってきます。
そして、その発音の違いを理解できないと一生LightとRightを区別することはできません。
しかし、自分自身がしっかりとした綺麗な発音を身につけることで、例のように似た発音を持つ単語の区別が簡単になります。
すなわち、自分で発音ができれば、リスニングを自然と理解できるようになるということです。
TOEICでは綺麗な発音でリスニングが出題されます。アメリカ人の綺麗な発音の英語をたくさん聞くことが、TOEICのリスニングで高得点を取るための秘訣です。
TOEICのリスニングは対策しやすい!
パートごとに出題される問題形式を解説したように、TOEICではどのような問題が出題されるかがほとんど決まっています。
また、過去と似たような問題が出題される傾向にあるため、今回紹介したパートごとのコツをつかみながら、過去問を解くことでかなり得点を上げることが可能です。
また、過去問を解くことで、今後出題されそうなリスニング問題を推測することもできます。
リスニングは多くの人が高得点を取るのを後回しにするセクションです。
しかし、実際のTOEICのリスニングは真面目に対策をすれば満点を取ることも夢ではありません。
今回紹介したコツや参考書・アプリなどを活用しながら、是非リスニング学習を効率的に進めましょう。
最終更新日:2021年4月9日