TOEFLの満点って何点?TOEFLスコアの疑問を徹底解説!

公開日:2020/12/12
更新日:2021/04/16

海外留学を目指す人が受験する英語力を測るためのテスト「TOEFL」。アメリカ留学や大学入試を考えている人は、目標スコア取得に向けて、勉強・受験を重ねる機会があるでしょう。

TOEFLは、ネイティブでも高スコアをとるのが難しいといわれているテストです。そこで気になるのが高スコアをとるための勉強法や攻略法ではないでしょうか。

この記事では、TOEFLの満点とは何点なのかという基礎から、満点に近づくための勉強法まで詳しく紹介します。TOEFL受験を視野にいれている方は、ぜひご覧ください。



そもそも「TOEFL」はどんなテストなのか

TOEFLとは

TOEFLとは、Test of English as a Foreign Languageの略です。母国語が英語でない人を対象にした、英語力をはかるためのテスト。アメリカの大学や、日本国内の大学・大学院の入試にも利用されています。

TOEFLには、TOEFL iBTTOEFL ITPの2種類があります。「TOEFLを受験する」「TOEFLで〇点取得」という場合は、TOEFL iBTのテストのことを指していることがほとんど。

TOEFL iBTとTOEFL ITPの違いについては、TOEFLの申し込みの方法って?申し込み手順とポイントを徹底解説をご覧ください。

TOEFLの満点って何点なの?

TOEFL 満点

テストというと、100点満点を想像するかもしれません。しかしTOEFLは、100点満点ではありません。ここでは、TOEFL iBTとTOEFL ITPの満点は何点なのか、それぞれ紹介します。

TOEFLの受験にあたり、目標スコア設定をする人は、ぜひ参考にしてください。

TOEFL iBTの満点・各セクションのスコア

留学時・入試時に求められるTOEFLスコアとは、ほとんどTOEFL iBTのスコアのことです。TOEFL iBTは、PCを使って行われるテストで、受験申し込みは個人で行います。

TOEFL iBTは、4つのセクションがあり、各セクション30点満点。TOEFL iBTの満点は、120点です。

各セクションのスコアのレベルとあわせて、TOFLE公式サイトの情報を確認していきましょう。

Reading:上級 (24~30)・上中級 (18~23)・中級 (4~17)・初級 (0~3)
Listening:上級 (22~30)・上中級 (17~21)・中級 (9~16)・初級 (0~8)
Speaking:上級 (25~30)・上中級 (20~24)・中級 (16~19)・初級 (10~15)・基礎 (0~9)
Writing:上級 (24~30)・上中級 (17~23)・中級 (13~16)・初級 (7~12)・基礎 (0~6)

参照:TOEFL iBTスコアの理解|ETS

4つのセクションでは、4~5段階で習熟度レベルが設定されています。TOEFL iBTの最初の壁ともいわれるのが60点。一部トップ大学を除いた大学の入学基準は、80点前後であることが多いです。

TOEFL ITP満点・各セクションのスコア

TOEFL ITPは、団体向けのペーパー式テストです。テストは、マークシートを使った多肢選択式。受験申し込みは団体が行うため、TOEFL iBTのように自由に申し込み・受験できるわけではありません。

TOEFL ITPは、Level1とLevel2のテストがあり、それぞれ3つのセクションで構成されています。Level1とLevel2の満点と、各セクションのスコアを、TOFLE公式サイトの情報を確認していきましょう。

● TOEFL ITP Level1(310~677点)
Listening Comprehension:20~50点
Structure and Written Expression:31~68点
Reading Comprehension:31~67点
● TOEFL ITP Level2(200~500点)
Listening Comprehension:20~50点
Structure and Written Expression:20~50点
Reading and Vocabulary:20~50点

参照:TOEFL ITP Supervisor’s Manual|ETS

TOEFL ITPは、大学・専門学校のクラス分けや、単位認定・成績評価に使われることがあります。英語の授業・語学研修などで、どれくらい英語力をつけることができたか、効果測定として活用されることも。

また、TOEFL iBT対策として、TOEFL ITPを受験するケースもあります。



TOEFLで満点をとるのって難しい?

TOEFLで満点とるの難しい

せっかくTOEFLを受験するのだから、満点取得を目指したいと思う人もいるでしょう。ただ、TOEFLは、難易度が高い英語のテストのひとつ。ネイティブでも、高スコアを取得するのは難しいといわれています。

TOEFL iBTとTOEFL ITP、それぞれ満点を目指すことは可能なのでしょうか。ここでは、TOEFLがどれくらい難しいのか、日本人の平均スコアと比較しながら解説します。

TOEFLは難易度が高い英語のテスト

TOEFLを受験した人の中には「TOEFLを受けてもなかなかスコアが上がらない」「思っている以上にスコアをとれなかった……」という人がたくさんいます。

高い英語力をもっていたとしても、高スコアがとれないことも。TOEFLが難しいといわれる理由は、TOEFLで出てくる単語の難しさや、タイトなテスト時間が関係しています。

テスト当日は限られた時間の中で、実力を発揮しないといけません。TOEFLで頻出する単語を覚えたり、タイトなテスト時間内に解答する力をつける練習が必要。TOEFLテストに慣れることも、高スコアをとるために大切です。



日本人の平均スコアは、アジアの中で低め

日本人のTOEFL平均点はどれくらいでしょうか。

TOEFLの公式サイトのデータをみると、日本人のTOEFL iBTスコアは、平均72点という結果が公開されています。

各セクションの平均スコアとあわせて、確認してみましょう。

● 日本人のTOEFL iBTスコア平均
Reading:18
Listening:18
Speaking:17
Writing:18
(Total:72)

参照:Test and Score Data Summary for the TOEFL iBT Tests

日本人のTOEFL iBTスコアは、高いのか低いのか、アジアの平均点を参考にみてみましょう。

● 東アジアの平均スコア
台湾は平均83点。韓国は平均83点、中国は平均81点。
● 東南アジアの平均スコア
シンガポールは平均98点。マレーシアは平均91点、タイは平均80点、ベトナムは平均84点。

参照:Test and Score Data Summary for the TOEFL iBT Tests

日本の平均は72点ということから、アジアの中でも低めなことがわかります。なかでも、 Speakingセクションの平均スコアが低めです。

日本人の平均スコアが低めな理由は、Speaking以外にもTOEFL慣れをしていないことや、PCでのテスト形式に慣れていないことも考えられます。

受験者パーセンタイルで、自分のレベルをチェック

日本人のTOEFLスコアは、世界的にみて低めです。日本の平均点を超えたとしても、それで満足してしまうと他国の人々とかなり差がついてしまいます。

そこで参考にしたいのが、TOEFL受験者のパーセンタイル。TOEFLの公式サイトで、パーセンタイルのランクが公開されています。

参照:Test and Score Data Summary for the TOEFL iBT Tests

表をもとに、自分がとったスコアをパーセンタイルランクに換算。すると、TOEFL受験者全体の中で、自分がどのレベルに位置するのかを把握できます。

たとえば、自分のパーセンタイルのランクが50だとしましょう。この場合は、TOEFL受験者全体の半分(50%)を超えたレベルに、自分が位置していることがわかります。このように、TOEFL受験者全体の取得スコアを参考にすることができるのです。

TOEFLで満点を目指すべき?

TOEFLで満点を目指すべき?

「TOEFLが難易度が高い英語のテストということはわかったけど、どうせなら満点を取りたい!」という思いもあるでしょう。

ここでは、TOEFLで満点を目指す必要性の有無や、目標スコア設定をする上で大切なことを解説します。TOEFL受験を検討している人は、勉強前の参考にしてください。

目的にあわせた目標スコアを設定しよう

TOEFLは、自分の目的にあわせて目標スコア設定をすることが大切です。

TOEFLを受験する人のほとんどは高校生から大学生。海外の大学・大学院の入学のため、もしくは国内の大学入試時にスコアが求められることがあるためです。

目的が学校に入学するためとなれば、無理にTOEFL満点を目指す必要はありません。それよりも、自分の目的を達成できるために、目標スコアを設定して計画的に勉強することが重要です。



TOEFL満点に近づく勉強ポイントとは?

TOEFL満点に近づく勉強ポイント

TOEFLを受験するとなれば、できる限り高得点をとりたいですよね。ただ、TOEFLの日本人平均スコアは、世界的に見ると低め。TOEFL満点を目指すためには、コツをおさえた勉強を重ねる必要があります。

満点に近い点数をとるためには、いったいどのような勉強をすればいいのでしょうか。TOEFLで高スコアをとりたいという人へ向けて、満点レベルに近づける勉強ポイントを解説します。

TOEFL iBTとTOEFL ITP、どちらにも共通する勉強ポイントなので、ぜひご覧ください。

アカデミックな文章になれること

TOEFL iBTとTOEFL ITP、どちらも共通したテストの特徴があります。この特徴とは、アカデミックな内容が多く出題されるところ。

アカデミックな内容とは、日常会話のような英語ではなく、学術的な表現をしている内容を指します。

たとえば、大学の講義や論文のような英文・英単語。日本人にあまり馴染みがない、フォーマルな単語が頻出します。

TOEFLを受験する場合、とにかくアカデミックな文章に慣れることが大切です。また、TOEFLはテスト時間が3時間~3時間半と長く、休憩は10分のみ。

タイマーを使って勉強をするなど、タイトなテスト時間の中でも、実力を発揮できるように練習しましょう。



語彙力を上げる

TOEFLで高スコアをとる上で鍵となるのが、語彙力です。アカデミックな内容で構成されたTOEFLテストの各セクションにおいて、語彙力は確実に必要になります。

経済・教育・医学分野など、幅広いジャンルの単語を網羅しましょう。

おすすめの参考書は、「TOEFLテスト英単語3800」。

引用:TOEFLテスト英単語3800 4訂版|Amazon

AmazonのTOEFL単語部門で、ベストセラー1位を獲得した参考書です。TOEFLで頻出する単語を厳選して、計3,800個もの単語が収録されています。

TOEFL iBTとTOEFL ITP、どちらにも対応した内容です。語彙の難易度に応じて、RANK1~4にわかれているため、自分の単語力にあわせて勉強をすすめることができます。

まとめ:TOEFL満点レベルを目指すことは可能!

TOEFLの満点とは何点なのか、TOEFLの難易度とともに解説しました。TOEFL iBTとTOEFL ITP、それぞれ満点のスコアが異なり、受験スタイルも異なります。まずは、留学や入試などの目的にあわせて、目標スコアを設定することが大切です。

英語力のニーズがますます強くなり、日本でも認知度がどんどん上がっているTOEFL。コツをおさえた勉強法を実践していくことで、満点レベルのスコアを目指せるでしょう。

世界共通のスコアであることに加え、自分の英語力を示す上で、とても役に立つテストです。満足いくスコアをとれるよう、TOEFLの勉強を重ねていきましょう。

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