【最新版】TOEFL ITP対策|セクション攻略でスコアUP!

公開日:2022/08/06
更新日:2022/08/06

TOEFL ITPは、学校が成績評価などに利用している団体向け英語テストです。
リスニング、文法、リーディングの3セクションからなり、各セクションごとの対策がスコアアップにつながります。
TOEFL ITPのスコアを伸ばしたいという方のために、TOEFL ITP対策方法を各セクションごとに解説します。
目標スコアの設定方法もご紹介しますので、ぜひ参考にされてください。

TOEFL ITPのテスト内容は?


(引用:TOEFL ITPテスト専用Webサイト

TOEFL ITPとは、リスニング、文法、リーディングの3セクションからなる団体向けの英語テストです。
TOEFL ITPにはLevel 1とLevel 2がありますが、Level 2は難易度が低く設定されており、通常受験するのはLevel 1のテストです。
Level 1のTOEFL ITPは、リスニング50問、文法40問、リーディング50問の合計140問で構成されています。
具体的にどのような問題が出題されるのか、見ていきましょう。

1. リスニング

TOEFL ITPのリスニングでは、約35分間で全50問が出題されます。
問題はPartA、B、Cに分かれており、それぞれ以下のような内容です。

  • Part A:2人の人物の会話に関する問題
  • Part B:Part Aより少し長めの会話に関する問題
  • Part C:1人の人物による話に関する問題
  • 各パートの冒頭に、北米英語の会話もしくは話が流れ、その後質問文が流れます。
    会話や質問文は1度しか流れません。
    問題用紙に回答の選択肢が4つ記載されており、質問文に合った正しい答えを選択します。

    2. 文法と文章表現

    TOEFL ITPの文法・文章表現では、25分間で全40問が出題されます。
    文法(Structure)セクションと、文章表現(Written Expression)セクションに分かれており、それぞれ次のような出題形式です。

  • 文法(Structure)セクション:空欄に入る単語を選択する
  • 文章表現(Written Expression)セクション:記載された英文のうち、誤っている英単語を選択する
  • どちらのセクションも、4つの選択肢から正解だと思うものを1つ選択します。

    3. リーディング

    TOEFL ITPのリーディングでは、55分間で全50問が出題されます。
    出題形式には短文と長文があり、英文を読んだ上で各問題に適した回答を選択します。
    大学の授業を想定しているため、学術的な単語を含んでいるのが特徴です。
    専門知識は不要なので、読解さえできれば問題も解くことができます。
    問題は、文章の主旨を問うものや、文中の英語の意味を問うもの、英文の意図を問うものが多いです。

    TOEFL ITPの対策方法は?


    「TOEFL ITPを受験するけど、どう対策したらいいか分からない」という方も多いでしょう。
    TOEFL ITPは、以下の方法で対策可能です。

    1. 目標スコアを設定する
    2. 英単語集と問題集を網羅する
    3. 各セクションごとに対策する

    それぞれについて、詳しく解説していきます。

    1. TOEFL ITPの目標スコアを設定しよう

    TOEFL ITPは最低スコア310点、最高スコア667点のテストです。
    少し分かりづらい数字ですが、一般的な0点が310点、100点が667点と考えましょう。
    TOEFL ITP対策には、自分の現在スコアの把握と、目標スコアの設定が必要です。
    なぜなら、現在地と目標地点の距離を把握して初めて、何をすべきかが分かるからです。
    各セクションの配点は以下のようになっています。

  • リスニング:31~68点
  • 文法:31~68点
  • リーディング:31~67点
  • 全セクションの平均点に10を掛けた点数が合計点です。
    これに対して、各セクションと合計の世界平均点は次のようになっています。

  • リーディング:48点
  • 文法:45点
  • リーディング:47点
  • 合計:469点
  • 学歴でいうと、460~542点が高校卒業程度、627~677点が大学上級程度とされています。
    平均点などを目安に、自分の目標スコアも定めてみましょう。
    TOEFL ITPスコアの詳しい平均値や換算表は、こちらの記事(TOEFL ITPのスコアの目安は?換算表や勉強法を解説!)からご覧ください。

    2. 英単語集と問題集を網羅しよう

    TOEFL ITPの対策は、英単語集の暗記と問題集の演習が基本です。
    どれだけ英語を勉強しても、単語を知らなければ英文は理解できません。
    また、TOEFL ITPの問題に慣れていないと、本番で思わぬミスにつながります。
    単語をしっかり覚え、問題にも慣れておくことで、落ち着いて問題を解くことができるのです。
    単語の暗記には、「TOEFLテスト英単語3800」がおすすめです。
    TOEFL対策で定番の単語帳で、最低限押さえておくべき頻出単語が網羅されています。
    問題演習には、TOEFL主催団体ETSが販売している公式問題集や過去問を使いましょう。
    主催団体が作成しているものなので、本番と酷似した形式で練習ができます。

    3. 各セクションごとに対策しよう

    TOEFL ITPはリスニング、文法、リーディングに分かれており、スコアアップのためにはセクションごとの対策が欠かせません。
    自分が苦手なセクションや、スコアを伸ばしたいセクションごとに、対策をしましょう。

    TOEFL ITPリスニングの対策法

    TOEFL ITPリスニングは、流れて来る音声に沿って問題を解くセクションです。
    1度音声を聞き逃してしまうと、その問題を解けないだけでなく、焦って次の問題も聞き逃してしまいます。
    問題の聞き逃しや焦りを避けるため、TOEFL ITPリスニング対策には、次の2つが必要です。

  • 落ち着いて問題を解く力
  • リスニング力
  • 落ち着いて問題を解く力は、主に「問題パターンの把握」で身につけることができます。
    問題パターンを把握することで次の問題を予測でき、冷静に音声を聞けるのです。
    TOEFL ITPリスニングの問題パターンは、大きく3つに分けることができます。

    1. 主旨を尋ねる
    2. 詳細を尋ねる
    3. 意図を尋ねる

    主旨とは会話の内容や目的のことで、「What are the speakers mainly discussing?」「Why does the student go to see the professor?」といった質問文です。
    詳細では、Who(誰が)、What(何を)、Where(どこで)、When(いつ)、How(どのように)を聞かれるので、よく英文を聞いておく必要があります。
    意図とは、話者が明言はしていないけど暗示している内容のことで、「What does the woman imply?」「Why does the student say…?」といった質問文です。
    全体的に、話の流れを汲み取る理解力が必要になります。
    これらの音声を聞き取るために、発音練習やシャドーイングなどを行ってリスニング力を鍛えましょう。

    TOEFL ITP文法と文章表現の対策法

    TOEFL ITP文法と文章表現は、文章の空欄を埋める穴埋め問題と、誤った英語を指摘する問題があり、いずれも選択問題です。
    25分で40問を解かなければならないので、1問30秒程度で解く必要があります。
    サクサク問題を解くために、英文を全文読まなくても答えを選択できる文法力を身につけましょう。

    英文を読まずに問題を解くには、英文構造を把握する必要があります。
    英語には基本5文型というものがあり、大部分の英語がこの5文型に当てはまります。

  • 第1文型:SV
  • 第2文型:SVC
  • 第3文型:SVO
  • 第4文型:SVOO
  • 第5文型:SVOC
  • 全5文型に必ず入っているのが、S(主語)とV(動詞)です。
    中でもVはSとC/Oの間に入るので、Vを見つけられれば、答えは推測できるのです。
    Vがあれば、動詞の形(現在形、過去形、進行形、三人称単数現在形)を見て、文型として矛盾の無いSやCOを見つけましょう。
    Vが無ければ、空欄にはVが当てはまるはずなので、前後のSCOに適したVが正解になります。

    TOEFL ITPリーディングの対策法

    TOEFL ITPリーディングは、短い英文と長い英文を読んで問題を解きます。
    55分間で50問を解くため、1問にかける時間は1分ほど。
    英文を読む時間も考えると、1問30秒程度となりそうです。
    問題の内容は、主に以下の4つに分けられます。

    1. 英文の主旨を尋ねる
    2. 内容を尋ねる
    3. 指示語の内容を尋ねる
    4. 同義語を尋ねる

    英文の主旨とは、英文のテーマのことで、「What is the main idea of the passage?」「The passage primarily discusses…」などと尋ねられます。
    内容とは、英文の具体的な内容のことで、「According to the paragraph, how many …?」など、英文に書かれている内容を尋ねられます。
    指示語の内容とは、英文の中に出てくる「it」や「that」などが何を示すかを問う問題です。
    同義語を尋ねる問題では、問題の英語と同じ意味を持つ英語を選択します。
    それぞれ間違いなく解くには、英文を素早く的確に読む力と、単語の語彙力が必要になります。
    多読や単語暗記などで読解力を身につけて、リーディングスコアを伸ばしましょう。

    まとめ:目標を設定してTOEFL ITP対策をしよう!


    TOEFL ITPは、団体向けの英語テストです。
    リスニング、文法、リーディングの3セクションからなり、各セクションごとに対策をすることでスコアアップにつながります。
    まずは平均スコアなどを参考に目標スコアを設定して、TOEFL ITP対策を進めましょう。
    基本となるのはTOEFL ITPの英単語暗記と問題演習です。
    苦手セクションがつかめてきたら、セクションごとに対策をして、着実なスコアアップにつなげましょう。