TOEIC受験を考えたら読んでほしい。問題形式やリスニングについて
TOEICを受けるなら過去問をチェックしてどのような問題があるのか知っておくことが、高得点をとるための一番の近道です。
TOEIC受験を考えたとき、必ず知っておくべき問題の形式や問題の傾向について紹介します。
具体的には
・TOEIC 問題の形式
・リスニングとリーディングの問題形式と点数の内訳
・TOEIC用のお勧めの教材
の順番に解説していきます。
試験の形式を知っておくことで時間の分配や、点数の取り方などについて対策していくことが可能です。
また、使いやすいTOEIC用の教材を使うことで、限られた時間の中で最大のTOEIC対策を練ることができます。
ぜひ、最後まで読んで参考にしてください。
TOEIC試験とは
- TOEICListening&Reading テスト
- TOEIC IPテスト(オンライン)
- TOEIC Bridge テスト
- TOEIC Speaking & Writing テスト
- TOEIC Speaking テスト
があります。
TOEIC試験と言えば、どれも同じだと思っていませんでしたか?
TOEIC試験といえば、9割以上の人が受験しているのがTOEICListening&Reading テストです。
TOEICの基礎知識に関しては、下記の記事で詳しく説明しています。
TOEICListening&Reading テストの内容と形式について
TOEICの中でもっともメジャーかつ、受験者数が多いTOEICListening&Reading テストは、聞く力と読む力の両方を確認する試験内容になっています。
テストの形式は、リスニングセクションとリーディングセクションの2つで構成されています。
リスニングセクションは45分間のテストで495点満点、リーディングセクションは75分間のテストで495点満点です。これらを足した990点がTOEICの最高スコアとなります。
一般的に、就職や転職など履歴書に書いて有利とされているのは、TOEICスコア700点以上です。TOEICテストに挑戦するのであればぜひ目指したい点数ですね。
TOEIC 問題はどんな形式?
TOEIC公式ホームページによるとTOEICテスト内容は以下の通りです。
問題はPart1〜7に分かれており、Part1〜4が「リスニング(聞き取り)」Part5〜7が「リーディング(英文読解)」のセクションです。
リスニングセクション45分100問、リーディングセクション75分100問ですが、リスニングとリーディングの間に休憩などはありません。
リスニングに関しては、問題文の長さによって多少時間の前後がありますが、120分間連続して試験が続くので集中力の維持も大きな課題です。
各問題に関する配点は公開されていません。
リスニング
制限時間45分100問あります。リスニングは文章が読まれてから回答時間は5秒程度しかありません。
その間にマークシートを塗りつぶす必要があるので、思った以上に時間が少ない印象です。
次の問題を確認しておく必要もあるので、迷っていると次の問題がどんどん流れてきます。
当日焦らず落ち着いて問題が解けるように、リスニング問題に慣れておくようにしましょう。
part1 写真描写 | 全6問 | 写真を正しく説明しているものを選ぶ。 |
part2 応答問題 | 全25問 | 設問に対してもっともふさわしい答えを選ぶ。 |
part3 会話問題 | 全39問 | 2人または3人の人物による会話を聞き、4つの答えの中から最も適当なものを選ぶ。 |
part4 説明文問題 | 全30問 | ミニトークを聞いてもっとも適当な答えを選ぶ。 |
リスニングの特徴としてはアメリカ英語だけではなく、イギリス英語やカナダ英語など様々な発音・イントネーションの英語で問題が出されています。
それぞれの癖に慣れておくとテスト当日も安心です。
リーディング
制限時間75分100問あり、印刷された問題を読んで設問に解答していきます。
リーディングセクションは、どのpartから初めても問題ありません。最初から順番に解いていく人もいますが、過去問やTOEIC専用の教材を使って自分の得意のジャンルや設問があれば、そこから順番に解いていく人もいます。
読解には時間がかかるので、TOEICのテストを受けなれていない人であれば、すべての設問に答えるためには75分では足りないという人が多く、時間配分が重要になります。
初めての受験で失敗する理由の1つに時間が足りなかったから、ということをよく耳にします。
できる問題をサクサク解いていくこと、時間が足りないとならないように、時間配分まで入念にチェックしておきましょう。
part5 短文の穴埋め問題 | 全30問 | 不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選ぶ。 |
part6 長文の穴埋め問題 | 全16問 | 各長文には設問が4問ずつあり、不完全な文章を完成させるためにもっとも適当なものを選ぶ。 |
part7 読解問題 | 全54問 | 1つの文書:29問 複数の文書:25問 設問を読み、4つの答えの中からもっとも適当なものを選ぶ。 |
TOEICのテストを受けて、自分の語彙力のなさを痛感する人も多いです。
TOEIC用の勉強はせずに、いまの英語力を試したいというのではなく、しっかり対策をして試験に挑みましょう。
次は、TOEIC用の教材をご紹介します。
おすすめのTOEIC用教材
教材を選ぶときに大切なのは「レベルにあっていること」「音声付きであること」です。
TOEICで高得点を取りたいからと言って、急に難しい単語や問題にチャレンジせず基本から積み立てるようにしましょう。
スタディサプリENGLISHのTOEICコース
スタディサプリEnglishでTOEICの勉強をするメリットは
- 自分の苦手を教えてくれる
- 隙間時間でも勉強ができる
- 動画による説明があるので理解しやすい
- 実践問題集・実践問題集NEXTで過去問に慣れる
- 文法、単語、実践とバランスよく勉強できる
などです。
TOEICのことを知り尽くしているからこそ、効果的な勉強法になっています。
実際にスタディサプリTOEICのアプリだけで勉強した体験談があるので参考にしてください。
効果的な使い方を徹底検証!スタディサプリTOEICのアプリだけで800点以上取得できる?
英語物語 TOEIC問題集
スタディサプリのような有料教材を使うのは少し難しいという方には、無料の英語アプリ「英語物語」がおすすめです。
英語物語でもTOEIC問題集が用意されています。
無料で使えることに加えて、ユーザーごとの英語レベルが選べるようになっています。
無料のアプリにもかかわらず、単語と文法に分かれていて、さらに全問題を現役のネイティブ TOEIC 講師がチェックしてるという本格仕様。
実際の出題傾向に近付けながらも、どのレベルの人にでも、バランスよく実践的に力をつけられる問題になっています。
TOEIC L&R TEST 出る単特急
リスニングにも、リーディングにも、大切なのはやはり単語と熟語の知識です。
聞き取ることができても、単語としての知識がなければ問題に答えることができません。
スタディサプリEnglishや英語物語などのTOEIC問題集とは別に、単語の知識も身につけていきましょう。
初心者向け「銀のフレーズ」
初心者向けの単語・フレーズの基礎固め教材でおすすめなのは「銀のフレーズ」です。
TOEICを初めて受験する人、中学生英語程度の人におすすめです。
英語は基本が大切です。基本ができていないのに。急に難しい教材を取り入れてしまうとこんなに難しいのは無理!と嫌になってしまうかもしれません。まずは、ここから始めましょう。
例文を見ながら英単語を覚えていく構成なので最頻出かつ重要単語、頻出フレーズがぎゅっと詰まった1冊です。
全単語・全フレーズとも無料の音声付きです。スマホ対応なので通勤中・通学中などの隙間時間を使っていきましょう。
中級・上級者向け「金のフレーズ」
銀のフレーズで物足りない上級者には「金のフレーズ」がお勧めです。
600点レベル 助走の400語
730点レベル 加速の300語
860点レベル 飛躍の200語
990点レベル 頂点の100語
など、レベルに合わせた単語や熟語、フレーズが学べます。
もちろんこちらもスマホ対応の無料アプリ対応です。
単語王
英語物語でもお馴染みの天才Dacciの漫画やイラストをふんだんに使っていて、勉強を楽しく感じさせてくれる単語王。
厳選されたTOEIC重要単語だけではなく、その単語の類似語や、反対語さらには文の構造まで、繋がりをもって紹介してくれています。
単語を単語で終わらせるのではなく、そこから表現力や文型まで、きっちり使いこなせるようになります。
単語王はただ単語を覚えるだけの単語帳ではありません。TOEICスコアを月平均で180点上げてくれる伝説の教材です!
まとめ
TOEICは全部で5種類ありますが、9割近くの人が受験しているTOEIC Listening & Readingが一般的にTOEICと呼ばれているテストです。
リスニングセクションとライティングセクションに分かれていて、120分間990点満点です。
700点以上取れることを最初の目標にしましょう。
TOEICで高得点を出すことは簡単ではありませんが、問題の形式はある程度決まっているので専用の対策をとれば、点数はおのずと上がります。
今回紹介した【スタディサプリEnglish TOEICコース】や【英語物語】【TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ・銀のフレーズ】や【単語王】を使って効率的に点数をとれるスキルを身につけましょう。
就職や転職など、自分のスキルとして明記するのに役に立ちますので、ぜひチャレンジしてくださいね。
最終更新日:2022年3月27日