英語物語コーチング用の参照記事
本記事は、英物コーチングの受講者さま用に記載したものです。
内容は、フィードバックを得てどんどん改善していきます。
受講者さま以外の英物ユーザ様も、もし良ければ参考に頂けると嬉しいです。
目次
英物コーチングの目的
では、まずはコーチングの目的から確認していきましょう!
より良い『学習法』や『学習環境』を”習慣化”できるようにする事が今回のコーチングのゴールです。
また、テスト結果や行動記録は『現状』と『方法』を評価するための手段なので、
・結果の良し悪し
・行動の不出来
に関わらず、客観的に分析して、改善するプロセスを楽しんでいきましょう!
学習方法について
最適な『学習法』や『学習環境』は、
・個人の性格
・現在の英語レベル
によって異なります。
とはいえ、ゼロから考えるのは試行錯誤に時間がかかりすぎてしまいます。
科学的にある程度、確率が高そうなものを、無理のない範囲で着実に試してみて、
徐々に『今』の自分にとってのより良い『学習法』や『学習環境』を探していきましょう。
「Why」を理解する大切さについて
これから色々な『What』や『How』をご説明して、一緒に取り組んで行くことになります。
その際に、意識して頂きたい事は、『Why』をしっかり理解するということです。
ご自身で『学習法』『学習環境』を改善できるようにするためには、『Why』の理解が重要になってきます。
本コーチングでは、一つのTOEIC模試の教材を徹底的に復習するカリキュラムになっていますが、
『なぜ』新しい問題をたくさん解くのではなく、同じ問題を徹底して復習するのでしょう?
それは目的によって異なります。
『Why』をしっかり理解することによって、はじめて、自分でより良い方法を選ぶ事が出来ます。
これから記載している方法等について、なるべくWhyがわかりやすく記載することを心がけていますが、
・分からない時
・疑問に思った時
・こういう場合はどうなのか
・自分はこう思う
など、どしどしグループチャット等で質問してください。
すぐに回答できないかもしれないですが、一緒に考えて、どんどん改善していきます。
目指す英語力の方向性
これから取り組む学習法の最終的な目標『Why』について、まずは確認しましょう。
説明会の時にもお話しましたが、これを忘れない事、学習法を考える時に常に土台とすることが大切です。
本英物コーチングでは、
「英語をそのまま、素早く、理解できる」状態を目標とします。
これが、実用レベルで英語を使う土台となるからです。
結果としてTOEICでもハイスコアを取れるようになります。
目指す英語力を習得するための模試の復習のゴール
そのための大まかな方向性として、模試の文章については、下記ができるようになるまで復習します。
①文中の表現 (“意味の塊”) を理解する。
文章で使わている表現をさっとイメージ出来ればOK
②文中の”意味の塊”の”繋がり”を理解する。
文章の語順どおり、さっと理解出来ればOK
③文中の”ニュアンス”を理解する。
文章の助動詞や時制を、さっと理解出来ればOK
④1.2倍のスピードで、シャドーイングができる。
出来れば正しい発音に近づけたいけど、完璧じゃなくてもOK
⑤2倍のスピードで、リスニングができる。
飛ばさず聞き取れて、英語のまま、場面や気持ちがだいたいイメージできればOK
⑥WPMを最初の2倍(最初が75単語なら、復習後は150単語以上)を目標に。
飛ばさず単語を追えて、言ってる事がなんとなくイメージ出来ればOK
※WPM(word per minte):1分で読める単語数
今より、ほんの少し早く
・読める
・聞ける
・言える
その状態を目指して、少しづつ負荷を上げていきましょう。
TOEIC(R)を受ける理由
「ダイエットする時は、体重を測るのが大切だ」と言われるように、英語力を上げる時も何らかの結果指標があると、
・今の実力
・学習法
・学習計画
が適切かどうかを図る事ができます。
さらにTOEIC(R)のR&L試験は”目指す英語力”で定義した能力を伸ばせば、点数が上がる試験として有効です。
受験者数が多いため、教材が充実していたり、日本社会で優遇されることもあって「モチベーションがが保ちやすい」という理由で、本コースで利用しています。
ただ、あくまでリーディング・ライティングの試験なので、「話す」「書く」を極めるには、別の指標も大切になってきます。
TOEIC(R)の対策について
本記事後半で、各Partの個別の解き方やコツ、復習法について説明しますが、
まず、全般的な対策を理解しましょう。
TOEICで高得点を取るためには、
・TOEIC力
・英語の速読力・速聴力(語彙力・文法力・発音力も含)
・情報処理能力
・自己コントロール力(集中力・平常心・諦め力)
が大切です。
情報処理能力や、自己コントロール力は社会でも役立つスキルなので、TOEIC試験を通じて、一緒に伸ばせるといいですね♪
科学に基づいた学習法について
本コースでは、『学習法』や『学習環境』について、
「科学的な根拠のあるものから、無理のない範囲で着実に」
試して頂きたいのですが、そのためには、科学的に正しい学習法のベースを抑えておきたいですよね。
まずは、「認知心理学者が教える最適の学習法」という書籍に記載されていて、僕の実体験とも整合するなと思う学習法をご紹介します。
本コースのベースとなる『学習法』『学習環境』にも組み込んでいますが、
コーチとのセッションで、カスタマイズ頂く際の土台にして頂けるといいかもしれません。
学習計画を立てる時のコツ
分散と交互が大切です。要するに、ちょこちょこ・交互にやるのです。
英語物語で例えるなら
「1週間に1日、5時間は文法問題、その後の5時間は単語問題」
よりも、
「毎日朝20分、昼20分、夜20分、文法・単語問題を両方出題される設定で」
やるほうが、学習効果が高いと言われています。
記憶に定着するには、ある程度時間を空けて見直すのが大切です。
ずっと同じことしてると、脳が飽きてしまうようです。
理解する時のコツ
新しい知識に出会ったら、まずは理解する事が大切です。
理解すれば、記憶に残りやすく、応用できる知識になります。
そのために科学的に大切だと言われているのが、
①「つなげる」
既存の記憶につなげます。
「なぜ」「どのように」と問う質問を作り、回答しましょう。
単語なら、語源的に「なぜ」この単語はこの意味になるんだろう。「どんなふうに」使えばいいかな?語呂合わせ、で覚えるなら「なに」とつなげよう。等でしょうか。
人に教えるつもりで、声に出して説明すると、より効果的になる可能性が高いです。
②「複数の具体例」
具体的なエピソードを記憶しやすく脳は出来てるので、印象に残りやすい具体的な例の中で使うことを想像しましょう。
抽象化しやすくするために、2つ以上の具体例を考えると良いようです。
③「言葉と図を組み合わせる」
人間は、文字と視覚の情報を別々に処理してるので、両方を組み合わせると学習効果が高まると考えられています。単語を覚える時は、そのイメージを視覚化して一緒に覚えましょう。(その単語を絵で伝えるとしたら、どう伝えますか?みたいなお絵かきゲームをするといいかもしれません。)
記憶を定着させるコツ
たとえ理解しても、忘れてしまう事が、よくあります。どうすれば、忘れない長期記憶にできるのでしょう?
A:「1度読んだ教科書をもう一度読む」
B:「その教科書の問題集を解く」
どちらが効果的でしょう?
科学的には、Bと言われています。
これは、記憶は「思い出す」度に再構築・強化されるからです。
英語物語が「やってればとりあえず単語は覚えられる」という言われる所以もここにあると思います。
問題集を復習する時、答えや解説をいきなり見るのではなく、もう一度解いて、思い出しましょう。
TOEIC模試の復習法
あくまで英語力(読む力・聞く力)を上げるための教材として使う復習法です。
TOEIC模試の復習法ですが、「英語をそのまま、素早く、理解できる」状態に訓練として、
別の教材でやっても効果があると思います。
大切なポイントは、こちらです。
- まずは、文章をしっかり理解する。
- その上で、音で・目で・語順通り英語のまま素早く理解する負荷を脳にかける。
- Before Afterを記録することで、成長を実感する。
- 翌日も繰り返す事で、記憶の定着を図る。
一つの教材をマスターしたら、
ある程度の期間が空いても、高負荷なスピード(僕の場合は2.5倍)で聞ける・読める状態になるまで、
定期的にその教材を見直すのがオススメです。
(究極の模試の場合は3つありますが、少なくとも1つはそのレベルを達成すると、リーディング・リスニングの母艦になると思います。)
TOEICの模試の場合、ご自身の解ききりたい範囲の問題を2時間で正解・不正解の理由まで頭に思い浮かべながら、理想のプロセスで余裕を持って解けるようになるレベルまで
繰り返すのがオススメです。(すべての教材をこのレベルにする意味は薄いですが、1つの模試をこのレベルにする意義は大きいと考えています。)
僕自身、まだ極めきれていないのですが、
リスニングは、1.2倍や1.5倍でも満点を取れる。
リーディングは普段の80%や50%の時間で満点を取る。等の負荷を試して見る予定です。
①リスニングで聞いてみる
まずは音で聞いて、知ってるはずなのに聞き取れない表現に気づきましょう!
最初は一番早いスピードで1回聞いて、その後、徐々に速度を落とし、
どの速度ならどの程度聞き取れるのかを、体感して、自分が慣れてない表現を見つけて、
下線等の目印を引くのがオススメです。
②何秒で英文を読めるかを計る
Before Afterで違いを感じるために記録しておこう!
※管理シートに記入欄があるので、気が向いたら初回タイムを記入してみよう!
③日本語でも何秒で読めるか図る
日本語と英語の速度の違いを体感するために、日本語の秒数も記録しておきましょう。
また、英文を読んだ時には、気づけなかった文章のニュアンスを、日本語で気づく事がたくさんあります。
ニュアンスを読み解けなかった部分に下線等の目印をつけておいて、③で文法や表現を調べましょう。
④英文を語順通りに正確に理解できるようにしよう
分からない表現・文法があれば、調べて、語順通り正確に英文を理解できる状態を作りましょう。
できれば、グループチャットや、ツイッター等にシェアして、
他人に教えるつもりで、アウトプットを作ると、理解と記憶の定着にとても有効です。
⑤回答の理由を説明する
なぜその解答が答えなのか。なぜ他の解答は間違いなのかを、
他人に説明するつもりで言ってみましょう。
自分の中で、言語化した後に、解説と見比べて同じだったか確かめましょう。
いきなり解説を見るのではなく、自分の言葉で説明するのが大切です。
⑤0.8倍-1.2倍で、シャドーイング(又はリピーティング)をしよう
英文を口に出すことで、聞けている事を確認できます。
苦手な表現は、例え聞けてもスムーズに言えないので、シャドーイングすることで、
どの表現が苦手なのかが分かります。
また、”頑張らなくても”シャドーイングできるレベルに近づけることで、
英文を、英文のままイメージする良い訓練になると思います。
シャドーイングする時は、頭の中にその場面の映像が流れているような感覚・
登場人物達の気持ちを想像できる感覚を持ちながら、役者になったつもりで感情を込めて
いうとより効果できだと思います。
スピードや手順については、
ご自身の能力や状況に合わせて、最適な方法を見つけましょう。
僕の場合は、下記の用な感じです。
①まずはゆっくり(0.8 or 1倍)なスピードで、シャドーイングする。(割とできない。)
②英文を見ながら、シャドーイングして、さっき聞き取れなかった箇所を認識する。
③①と②を繰り返して、言える様になる。
④少しスピードを上げて(1.2倍)、シャドーイングする。言えない場合は、少し巻き戻して、スタート。(大体苦手な表現で、詰まりまくるので、何度もそこだけやり直す。)
⑤通してシャドーイングする。
⑥更に早いスピード(1.5倍)で、声無しで口だけ動かしてシャドーイングする。
なお、ここでは発音にはあまり拘っていません。
あくまで「英語をそのまま、素早く、理解できる」トレーニングとしては、
多少発音がきちんとできなくても、大きな効果があると考えています。
僕自身発音は、まだまだですが、TOEIC950点位は取れる用になりました。
スピーキングの練習としては、今後別途方法を研究していきますが、
ここではリーディング・リスニング力を高める目的のトレーニングとして割り切って行って頂ければと思います。
とわいえ、カタカナ英語でシャドーイングするのは変な癖がついてしまいそうなので、
最低限の発音記号の知識は、発音記号キャラ辞典等で、学習することオススメします。
⑥1.5倍-2.5倍で、リスニング
まずは、2.5倍でスタートして、聞き取れなければ、徐々にスピードを落として行こう!
理想的には、2倍で聞き取りれるのを目指しつつ、聞き取れない表現は自分がまだ苦手な表現かも、
と気づいて、1.5倍の時に他より意識して聞いてみよう。
⑦何秒で読めるかを計る
1度だけでなく、何度か読むと、かなり早く読めるようになります。
最初のスピードの2倍を目指して、数度繰り返し読むのがオススメです。
※ここまでやったら、管理シートの復習状況をDoneにしよう!
※管理シートに記入欄があるので、気が向いたら最終タイムを記入してみよう!
⑧翌日に⑥⑦だけやってみる
※ここまでやったら、管理シートの復習状況をDone2にしよう!
(翌々日や1週間後にもやりたければ、Done3なども作っていいかも)
ToeicのコツとPart別の復習法カスタマイズ
基本的に、時間が勝負のテストです。特にリスニングは一度しか読み上げられないので、迷ってるうちに、次の問題が始まってしまいます。
・「これだ!」と思えば、すぐにマークシートに縦線。
・「これかも・分からん」と思えば横線。
・「違うな」と思ったらスキップ
・最後に、横線が一つしかなければそこに縦線。
・2つ以上あれば、どちらかを一瞬で選ぶ。
気持ちを切り替えて次の問題に挑みましょう。
また、自信を持って答えられない所は、勘マークをつけて、後で復習しやすくしましょう。
Part1のコツ(6問)
4つの選択肢の中から、写真を最も適切に描写しているものを1つ選ぶタイプの問題です。
Part1で特に伸びる英語力
英語から場面を正確にイメージする力を養うのに非常にいい問題です。
特に、物の状態と、動きのニュアンスを正確にイメージする訓練になります。
動作動詞・状態動詞が、
現在形・進行形・完了形のときのそれぞれのニュアンスを即時にイメージ
他動詞が、
能動態か受動態かを即時にイメージ
正解を選ぶだけでは勿体ないので、
読上げられる選択肢のすべてを正確にイメージできるようになることを目指しましょう。
これができたら、場面を正確にイメージする力がぐんと上がります!
とはいえ、単語が分からないと、厳しいので、
頻出する表現はある程度マスターしましょう♪
(多少知らないのが出ても、消去法で解けますが、知ってたら楽ちん!)
解き方
①写真を事前に見て、写っているものを確認します。
・人が何をしてるか
・物がどのように存在するか
などを大まかに把握しましょう。
②読み上げられる英語を聞いて、即座にその場面をイメージしましょう。
その後に写真と整合しているかをチェック!
短文をイメージに変換するトレーニングとして、正解の選択肢以外もイメージしてみて「なぜ不正解なのか」を把握できるとさらなる英語学習に!
【攻略法】
①動作/状態,現在/進行/完了,能動/受動の区別が大切
being,has,beenがキーワード。
動作動詞が進行形(受動態の進行形の場合も含む)の場合には、今まさにその動作を行っている。
状態動詞が進行形の場合には、今まさにその状態である事。
※現在系の場合は、習慣等を表します。
日本語に訳すと、動作動詞の進行形(-ing)が「〇〇している」という動作にも状態にも感じちゃうので、注意しよう!
それぞれ、どんなニュアンスになるか頭の中で整理できてるかな?
動詞の種類 | 現在形 | 進行形 | 完了形 | 完了進行形 |
動作動詞 | ??? | ??? | ??? | ??? |
状態動詞 | ??? | ??? | ??? | ??? |
②描写されてる物の名前が分かるように、頻出する名詞や動詞を押さえよう!
こちらのサイトがおすすめです。
Part2のコツ(25問)
短い文章に対して、自然な返答を選ぶ問題です。
Part2で特に伸びる英語力
文章の意図を瞬時にイメージするのに非常によい練習になります。
そして、返答の妥当性を瞬時に判断することは、文脈を理解する非常に良い訓練になります。
つまり、会話するための力を、文章を理解するための力を養う事ができる
とても良い問題です。
シンプルな質問と、シンプルな返答のパターンも、大切ですが、
世の中、そんな順当に行くことばかりでは有りません。
感想に関して、共感や補足を示したり、
質問に対して、そもそもそんな事しなくていい理由を説明したり。
TOEICの会場では、応えるのに必死で、
そもそも聞き取りすら難しくて、質問や返答の意図をしっかり理解するのは難しいですが、
なんども復習して、意図を瞬時に見抜く練習をして、本番ですら、余裕を持って考えられる状況にすれば、
TOEIC試験本番ですら、英語力を培うよい練習になるでしょう♪
Part2で大切な事
①最初の文章を聞き逃さない
疑問文から始まる事が多いので、疑問肢を確実に捉えましょう。
(単純な疑問文なのか、肯定文なのか、Where,When,How,Whether,Which,Who なのか等など)
聞き取れるかどうかは、聞き慣れてるかどうかが重要なので、何度も質問文をリスニングして、
疑問詞などは絶対に聞き取れる状況にしておきましょう♪
②時制に注目する
問題によっては、時制が大切になることもあります。いつの話題かも含めて、場面を想像しましょう。
③間接的な回答を意識する
回答は、必ずしも直接的とは限りません。
「いま何時?」と聞かれて、「知らない。」とか「時計はそこにあるよ。」といった回答の場合があります。
うーん、と思ったら横線を入れて、全部聞き終わってから、サクッと決めましょう。
④代名詞を意識する。
it や themなどが、一体何を指してるのか、自然な流れになってるのか?
Part2の解き方の例
3つの文章を聞いてから、最後に答えを選んでいると、
次の質問文が始まって、パニックになるので注意。
【質問文の読上中は】
とにかく集中して聞きましょう。
少なくとも、疑問詞などの重要な単語を認識したい。
3つの選択肢が読み上げられている間、記憶し続けるのが大切です。
頭の中で場面をイメージすると、短期記憶を継続しやすいかもしれません。
【選択肢の読上中は】
選択肢を聞いた瞬間、判断するのが大切。
完璧に聞き取れたかどうかで、変わるけど、
①絶対違う:違いそう ⇒ 塗らない
②ありえる ⇒ 横棒
③絶対いける ⇒ 縦棒
みたいなルールで、マークシートに記録して、
選択肢は即座に忘れて、質問文だけ記憶し続けましょう。
3つ聞き終わった時点で、質問文も選択肢も忘れて、
縦棒が一つじゃなかったら、横棒などの状況から適当に、サクッと、一つの答えに決めて、
次の質問文に万全の状況で望むのがいいかもしれません。
Part2の復習法の例
「TOEICの復習法」にある「回答の理由を説明する」の時に、
不正解の選択肢が、正解になる質問は、こんな英文かな?
というのを、発音してみるといいかもしれません!
正解の選択肢も、
直接的な時は、遠回しな返答はどうなるか。
遠回しな時は、直接的な返答はどうなるか。
言ってみるのもいいですね。
Part2の苦手度に合わせて、カスタマイズするといいと思います♪
【苦手克服】Part2 脈絡のない会話に慣れる(4分12秒)
という動画が松本さんの教材にあるので、そちらも御覧ください。
Part2のヒント
抑えとくと回答しやすい豆知識を思いついたら、ここに記載します!
・疑問文は、質問ではなく、非難の感情の場合がある。
⇒聞かれた事に答えるのではなく、弁明や謝罪の可能性あり!
・疑問文は、直接回答するのではなく、
⇒その回答の背景となる理由を説明する場合がある。
Part3(39問) ・Part4(30問) のコツ
会話文を聞いて、質問の回答に相応しい選択肢を選んでいきます。
会話文と質問が音声で読み上げられ、質問と選択肢は試験問題に記述されています。
・Part3は2者以上での会話
・Part4は1人のスピーチやアナウンス
などが会話文として読み上げられます。
【大切な事】
①会話文が読み上げられてる途中で、回答する能力が大切です。
基本的に問題は、順番に答えられる用になってるので、
質問分を聞きながら、上から順番にヒントとなる文言が読み上げられた瞬間、回答しましょう。
倍速リスニングできれば、聞きながら答える余裕が増えるかも。
②質問文が読み上げられてる時に、次の問題の質問文と選択肢を速読できる能力が大切です。
特に質問文に出てくる文章に慣れ、瞬時に何が問われてるかイメージできるようになりましょう。
学習マップ内に松本さんの【苦手克服】Part2脈絡のない会話に慣れる(4分12秒)という動画があるので、そちらも良ければ御覧ください。
Part3/4の解き方の例
各Partの説明や、前問の選択肢が読み上げられる時間に、
① 3つ目の「質問文と選択肢」に目を通します。(忘れてもいいので、一回読んで頭の中にイメージします。1回でも読む事で、2回目読む時に劇的に楽になります。)
② 1つ目の「質問文のみ」強くイメージします。(これだけは、質問文を読み上げられてる途中、回答するまでイメージで記憶しておきます。)
③ 1つ目の「選択肢」を眺めながら、問題文を聞く準備をします。
問題文が読み上げられます。
④ ヒントに気づいた瞬間、回答して、次の「質問文のみ」強くイメージして、「選択肢」を眺める。を繰り返します。
⑤ 3つ目の回答をし終わった瞬間、この問題の事は全て忘れて、次の問題の先読み(①)を開始します。
やばい時の対応
上記の解き方を、完全に実施するのが、難しいです。
ヒントを聞き逃す事、ヒントが聞けても、選択肢を即座に選べない事等、
不測の事態は発生します。
そんな時に自分なりのやり方を決めて置くことが大切です。
僕の場合、下記の様なイメージです。
①ヒントを聞き逃した、選択肢が選べない場合は、その回答は横線を引いて、忘れて、問題文に集中し、次の質問文のイメージに移ります。
②3つ目の回答をし終わった時点で、横線の問題があれば、それで良かったか、短時間で決定します。(迷うようなら、有り得そうなものの中から、ランダムで決めます。)
③②の影響で、次の問題の先読み時間が足りなければ、「質問文と選択肢」を読む代わりに、「質問文」だけを読みます。
④まだ時間に余裕がありそうなら、選択肢を事前に読んでおかないと厳しい問題を優先して、選択肢も読みます。(これは僕が990点を狙うからなので、レベルに応じて簡単な問題を優先する方針をとってもいいと思います。)
Part3/4の復習法
先読みできる「速読力」
先読み内容を記憶に残しやすくできる「イメージ力」
質問文をイメージしながら、問題文を聞ける「リスニング力」
問題文をリスニングしながら、選択肢を回答できる「情報処理能力」
が大切です。
そのため「TOEICの復習法」を以下のようなカスタマイズすると良いかと思います。
・リスニング時に、実際に問題を解いてみる。(先読み完了後、再生ボタンを押し、適切なプロセスで解けるかを確認)
・WPSを図る部分は、問題文だけでなく、質問文と選択肢も図る。その際にイメージできる速度を図る。
・シャドーイングも、問題文だけでなく、質問文もする。(残念ながら選択肢の音声がないけど、ちょうどいい間隔があるので、自分で音読する。)
・最後のWPSを図るタイミングでは、質問文と選択肢が、20秒以内で、イメージ化しながら、先読みできるようにする。
・倍速リスニングのタイミングで、実際に問題を解いてみて、どこまで速度を下げれば、適切なプロセスで解けるかを検証する。
かなり大変だと思いますが、
これができるかどうかで、ほんとに、めちゃくちゃリスニングの点数が変わりますし、
本質的な「速読力」「リスニング力」「イメージ力」「情報処理能力」を鍛える良い訓練なので、
ぜひ意義を理解して、楽しく取り組んじゃいましょう!
本番の試験が来た時に、「あれ?かなり余裕だぞ??」と感じて、楽しくなると思います♪
Part5のコツ(30問 目標時間 10分)
15から25単語程度の短文の空欄の穴埋め問題です。
単語力や文法力が問われる問題です。
【大切な事】
①20秒で1問解くペース
高得点を取るには、「読み返す時間はない」と腹をくくり、文頭から語順通り英文を理解して、直感で答えられるレベルに英語力を上げることが大切です。
②品詞を問う問題等、基礎的な文法が分かっていれば解ける問題が多いので、しっかりと理解することが大切です。
不明な部分は文法書等で基礎となる文法を確認するか、グループチャットで勇気を持って質問しましょう。
他の方の助けにもなるはずです。
ここでしっかり理解することで、語順通り理解するための文法基礎力が養えます。
英語物語に大量に収録されている問題タイプなので、英物ユーザさんにとっては練習しやすい所だと思います。
Part6のコツ(16問 目標時間 10分)
4つの空白がある長文穴埋め問題です。
空欄の前後だけを見て答えられる問題と、周辺の文章を読まないと答えられない問題が混在しています。
【大切な事】
①文章を必ず最初から最後まで読みましょう。
②空欄を見つけたら、
・選択肢を見て
・問題の意図を想像して
・本文を読み進め
答えられる情報が見つかったら答えましょう。
周辺の文章を読まないと答えられない問題は、英語物語ではやり慣れていない問題です。
そういう問題は、模試などの問題集でしか訓練しにくいので、直感的に分からないものに出会ったら回答のプロセスを丁寧に言語化し、解説と見比べましょう。
Part7のコツ(54問 目標時間 55分)
1つ・2つ・3つの長文を読んで、いくつかの質問の答えを選択肢から選ぶ問題です。
英語を読む速度が遅いと、時間が足りません。
テクニックで時短するやり方もあるかもしれませんが、僕らの目標は英語力を上げる事だと諦めて正攻法で挑みましょう。
【解く流れの例①(超上級)】
①重要な部分をさっと見て、文章の構造を理解しよう。
インストラクションや、タイトル、宛先などが重要ポイントに。
②全ての質問文を読んで、何が聞かれているかイメージしよう。
Not問題は、選択肢も読んでおこう。
③問題文を全体を通読しよう。
④問題文を確認しながら、選択肢を選ぼう。
【解く流れの例②】
①重要な部分をさっと見て、文章の構造を理解しよう。
インストラクションや、タイトル、宛先などが重要ポイントに。
②全ての質問文を読んで、何が聞かれているかイメージしよう。
Not問題は、選択肢も読んでおこう。
③もう一度最初の質問文を読んで、その回答ができそうなところまで問題文を読み進めよう。
【大切な事】
自分が「日本語で解くなら、どうやって解くか」を参考にしつつ、自分なりの早く解ける方法を見つけよう!
わからない時には飛ばす力が大切なので、「どこを読めば分からない時は飛ばす」など、自分なり基準を作っておくと、落ち着いて問題に取り組めます。
時間内に最後まで解けない場合は、「NOT問題を諦める」など色々な方法があるので、グループチャットで気軽に相談しよう!
英語物語の学習法
どんどん皆さんのオススメの英語物語を使った学習法をグループチャットで教えてください。
成果を出されてるユーザ様へのインタビューや、松本さんの教えを元に理想的な方法を記載しますが、ご自身の状況や性格に合わせてベストなものを見つけてください。
また学習法を実践するために、欲しい機能改修等思いつたら、ぜひグループチャットで教えてください。
【英語物語】おすすめの使い方
どんな問題でも共通するオススメの方法は、
①まず問題文だけをみて、「意味」や「理由」「発音」「具体例」を思い出す。
②思い出せなければ、選択肢をヒントにして思い出す。
③その後、選択肢を見て答える。
というプロセスです。
ゲームとして早く解きたいところですが、ぜひ少しづつやってみてほしいです♪
【英語物語】TOEIC文法問題の学習法
単に正解するのではなく、
「単語を直感的に利用できるようになる」
「正しい発音で、言える・聞けるようになる」
という目的意識を持つことが大切です。
これらの学習のポイントをおさえて取り組んでみましょう。
①文章を先頭から語順通り読み進め、最後まで読んだところで自然に答えが分かる状態になろう。
文法が体に染み付く。Part5を早く解ける。
②正解の理由を声に出してで説明してみよう。
声に出さなくても、頭の中で言葉を唱えてもOKです。
自信がない場合は回答後、解説を読んでみよう。
③分からない表現があったら、調べてみよう。
機能改修でできるようにしたいこと
①ステージ内で、問題文の読み上げ機能(回答はbrabra)を作るので、耳で聞いて答えてみる。
②①の際にシャドーイングしてみる。
③①を倍速リスニングでやってみる。
【英語物語】TOEIC単語問題の学習法
ここでは英和問題に関する学習を想定した学習法を紹介します。
①音で聞いて、意味をイメージできるかな?
②スペルをみて、音を思いだせるかな?
③身近な例文を作れるかな?
⇒ぱっと出てこない時は、Searchして、例文を見てみよう!
ここから先は、今後の機能改修でできるようにしたいこと
④その単語の英語で説明できるかな?
⇒辞書検索できるようにするので、LongMannで英語説明を見てみよう!
⑤スペルが隠れるリスニングモードでも答えれるか、見てみよう!
⑥スペルが発音記号になるモードで、やってみよう!(読んで初めて分かる事が多いハズ。)
ポイント
全く知らない単語については、「語源から意味を類推できるか?」できなければ、「語呂合わせで覚える方法はないか?」等を考えみましょう。
TOEIC単語を覚えきったら、英検単語や単語、イディオム問題もオススメです。
単語問題は類義語・対義語・英説で解くのがオススメです。
その他の英物学習法のススメ
オススメな方法をどんどん教えてください。
僕はできてないけどユーザさんにお聞きしたもの
★レビューをゼロにする。
★気になるものは、復習中をOnにする。
番外編
発音記号のススメ
TOEICにおいては、発音記号の知識は無くても正直、なんとかなります。
ただ、発音記号の知識があると、より効率的に学べます。
スペルと発音にある程度発音の法則性があるものの、例外も多いです。
・わざわざ聞かなくても発音記号を見れば、発音が分かるので便利
・発音記号から口の形が想像できて、きれいな発音を意識できる
などのメリットがあります。
どんな方法で学習してもいいとは思いますが、
・英語物語のフォニ島をプレイする
・発音の本を読む
などがおすすめです。
↓「漫画なら読みやすい」という方は、薄くて読みやすいので、こちらもオススメです。
コーチング参加者の方から質問
当コーチング監修をしてくれている松本晃秀コーチが、日々の勉強でお困りのことについて回答してくれてるよ。
シャドーイングの正しいやり方が分からない
松本コーチ
「同じ文章を何度も行う」のが効果的です。
シャドーイングでの効果的な学習方法をご紹介しますね。
①英文を理解する
理解したものをシャドーイングすることが大切です。
②同じ文章を何度もおこなう
③ ②ができるようになったら流し聞きシャドーイングする
モニター生Mさん
聞き流しシャドーイングって普通のシャドーイングと違うんですか?
松本コーチ
シャドーイングを最初にやるときはシャドーイングにだけ集中してやりますよね。
音をキャッチして音を真似るのに集中、意味のカタマリを掴むのに集中といった感じで集中力が必要です。
しかし、なれてくると何かをしながらでもできるようになります。これが聞き流しシャドーイングです。
英語を日本語に訳さないと理解できない
モニター生Pさん
英語を英語のまま理解できずに苦しんでいます。英文を読んで前から日本語に訳して理解することはできるのですが…。
松本コーチ
英文をチャンクごとに区切って、チャンクごとに英語で理解できるようにします。
(その人の英語力によって処理できるチャンクのサイズはちがいます)
意味の「カタマリ」でるチャンクを語順通り理解する。(チャンクの「ツナガリ」を理解する)
これを小さいサイズからやってきます。
誰でもできていることがあります。
例えばgood morning
すぐにgood morning だけで理解でします。
わざわざ「おはようございます」と日本語にしないです。
good と morning にわけて理解する必要もありません。
日本語では私たちは大きな意味の「カタマリ」を「ツナゲテ」います。
それをやっていくだけです。
できますよ。必ず!
最終更新日:2023年4月2日
モニター生Mさん
シャドーイングは「同じ文章を何度も行う」のが良いのか、それとも「いろいろな文章をやってみる」ほうがいいのでしょうか?