【保存版】TOEFL iBTの勉強法を徹底解説!
TOEFL iBTとは、世界中の大学が入学・留学の条件に採用している英語テストです。
リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4セクションから構成されており、総合的な英語力を身に着ける必要があります。
本記事では、TOEFL iBTの勉強法が分からない方のために、効果的な勉強方法をご紹介します。
TOEFL iBTのスコアアップと同時に、実践的な英語力が手に入る勉強法ですので、ぜひ参考にしてみてください。
TOEFL iBTとは総合的な英語力を測るテスト
TOEFL iBTとは、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4セクションから総合的な英語力を測るテストです。
世界中の大学が入学試験として利用したり、留学生の受け入れ条件として採用したりしています。
TOEFL iBTについての詳細は、こちらの記事(「TOEFLって?TOEFLの日程・iBTとITPの違いを解説!」)をご覧ください。
TOEFL iBTのスコアは、各セクション0~30点の合計120点満点です。
TOEF+ iBTを勉強するにあたっては、各セクションの対策をしっかり行っていくことが重要になります。
TOEFL iBTスコアについての詳細は、こちらの記事(「TOEFL iBTは何点取ればいい?スコアの目安を解説!」)をご覧ください。
TOEFL iBTの勉強法は?
TOEFL iBTでスコアを上げたくても、勉強法が分からなければスコアも上がりません。
TOEFL iBTの勉強法を知り、着実にスコアを伸ばしましょう。
TOEFL iBTの勉強法は、以下の3つです。
それぞれについて、順番に説明していきます。
勉強法1. 単語暗記と問題演習をする
TOEFL iBTの勉強法は、英単語の暗記が基本です。
なぜなら、単語を知らなければどんな英語も理解できないからです。
TOEFL IBTの勉強には必ずTOEFL iBTの単語帳を購入し、1冊丸々暗記しましょう。
おすすめの単語帳はこちらの記事(【初心者必見】TOEFL iBT対策におすすめの参考書!)でご紹介しています。
英単語の暗記を進めながら、TOEFL iBTの問題演習を解くことも必要です。
どれだけ英単語を覚えていても、問題に慣れていなければ当日焦りが生まれ、思わぬミスにつながりかねません。
TOEFL iBTの公式問題集や過去問集など、TOEFL iBTの問題を解ける問題集はたくさん販売されています。
こちらの記事(【初心者必見】TOEFL iBT対策におすすめの参考書!)でもおすすめの問題集を紹介していますので、ぜひ購入して演習を進めてみてください。
勉強法2. 各セクションごとに対策する
リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4セクションから英語力を測るTOEFL iBTは、各セクションごとの対策が欠かせません。
自分の苦手セクションや、スコアを伸ばしたいセクションに合った勉強をしましょう。
リーディングは、文章を全て正確に読み取る語彙力が必要になります。
リスニングは、流れてくる会話の主旨を正確に把握できるかが重要です。
スピーキングでは、発音や語彙力のほか、意見を的確に述べる力が評価されます。
ライティングでは、授業内容をサマライズした上で、自分の意見を論理的に展開します。
それぞれの具体的な対策内容については、こちらの記事(【2020年版】TOEFL iBT対策方法をセクションごとに解説!)を参考にされてください。
各セクションの対策におすすめの参考書はこちらの記事(【初心者必見】TOEFL iBT対策におすすめの参考書!)でご紹介しています。
勉強法3. ベースの英語力を上げる
TOEFL iBTでスコアを上げるには、小手先の対策では足りません。
ベースの英語力を上げる勉強法を実践し、スコアを大幅に伸ばしましょう。
英語力を上げる勉強法には、以下のようなものがあります。
それぞれについて、詳しく解説していきます。
①多読
多読とは、とにかくたくさんの英文を読む勉強法です。
主にリーディングに効果がありますが、間接的にリスニングにも効果があります。
その理由は、多読によって文法と単語の「自動化」が可能になるからです。
英語を速く理解するには、頭の中の文法処理と単語理解のスピードを速くする必要があります。
多読をすることで、文法処理と単語理解の反復練習ができるため、英語を理解するスピードが上がるのです。
英語を脳内で処理するスピードが上がれば、聞こえてくる英語の処理スピードも上がります。
結果的に、リーディングだけではなく、リスニング力も上がるのです。
英文を選ぶときは、TOEFL iBTの内容に近いものを選ぶと単語の反復練習がしやすくなります。
多読におすすめの参考書は、こちらの記事(【初心者必見】TOEFL iBT対策におすすめの参考書!)も参考にされてください。
②サイトトランスレーション
サイトトランスレーションとは、英文を細かく区切り、前から訳していくことを言います。
長い英文を理解したり、英語を瞬時に理解したりするのに効果的な勉強法です。
通常、英語と日本語は順番が逆なため、日本人が英語を理解するには一度英語を日本語の順番にする必要があります。
ですが、サイトトランスレーションは英語の順番のまま読み進めます。
日本語の順番にする必要がないため、短時間で英文を読むことができるのです。
サイトトランスレーションは、次のようなやり方で行います。
1. 英文を用意する
2. 適当にスラッシュで区切っていく
3. スラッシュごとに前から訳していく
何度もトレーニングをしていくと、わざわざスラッシュを入れなくてもスラスラ読めるようになってきます。
サイトトランスレーションに使うTOEFL iBTの英文は、ぜひこちらの記事(【初心者必見】TOEFL iBT対策におすすめの参考書!)でご紹介したリーディングの参考書を使ってみてください。
③発音練習
発音練習は、スピーキングやリスニング対策に重要な勉強法です。
スピーキングでは発音も評価対象なので、発音の向上は直接スコアアップにつながります。
さらに、発音が良くなるとリスニング力も向上します。
なぜなら、人は自分の脳内にない「音」は認識できないからです。
英語には日本語にない母音や子音が数多くあり、日本人はそれらの音の違いが認識できません。
ですが、自分で英語の発音ができるようになることで、脳内に英語の「音」がインプットされます。
自分で発音ができるようになることで、英語が聞き取れるようになるのです。
単語を暗記するときは、必ず発音記号を確認し、音声の真似をしながら覚えるようにしましょう。
音声CD付きの単語帳はこちらの記事(【初心者必見】TOEFL iBT対策におすすめの参考書!)でご紹介しています。
④シャドーイング
シャドーイングとは、聞こえてくる英語を追いかけるように、同じ英語を口に出す勉強方法です。
英語には特有のリズムやイントネーションがあり、日本語とは全く異なります。
いくら発音を練習しても、英語のリズムについていけなければ聞き取れませんし、話し方も不自然になってしまうのです。
発音だけでなく、シャドーイングで英語のリズムとイントネーションに慣れることで、リスニング力が上がります。
スピーキングでもイントネーションは評価項目になっているので、自然なイントネーションでスコアアップが可能です。
こちらの記事(【初心者必見】TOEFL iBT対策におすすめの参考書!)でご紹介しているリスニング教材はもちろん、英語のYouTube動画やPodcastなども活用してみてください。
⑤速聴
速聴は、英語の音声を2倍速などで聴くリスニングのトレーニング方法です。
通常、日本人はネイティブの英語を早口に感じます。
リスニングテストでも速さについていけず、ギブアップする人も多いでしょう。
ですが、速聴をすると脳が2倍速の英語についていこうとします。
2倍速の英語が脳にとって「普通」になるので、通常スピードになったとき非常に遅く感じ、急に英語が聞こえるようになるのです。
速聴は、以下のようなやり方がおすすめです。
1. 練習したい動画や音声を2倍速以上で再生する
2. 1度だけではなく、何度も繰り返し聴く
3. その後通常スピードに戻してみる
2倍速に合わせてハミングやシャドーイングをすると、筋肉が動くので効果もより高くなります。
こちらの記事(【初心者必見】TOEFL iBT対策におすすめの参考書!)でご紹介しているリスニング教材や、YouTube動画などの活用がおすすめです。
⑥英会話レッスン
いくら英語を勉強しても、実際に話す練習をしていなければ、本番でも話せません。
特に日本人は英語に接する機会が少ないので、英語を話すとなると極度に緊張してしまいます。
TOEFL iBTのスピーキングでなるべく緊張しないためにも、英会話レッスンで普段から英語に慣れておくことが大切です。
英語を話す習慣をつけることで、脳が英語に慣れ、口からスムーズに英語が出てくるようになります。
勉強した単語や発音なども実際に使えるので、本番で自然に英語を話すことが可能です。
英会話レッスンや英会話カフェなど、英語を話せる環境を利用して、英会話に慣れておきましょう。
⑦サマライズ練習
サマライズ練習とは、英文や英会話の要点をまとめる練習のことです。
TOEFL iBTのスピーキングやライティングでは要点をまとめる問題が出題されるので、サマライズ練習はスコアアップに直結します。
サマライズ練習では、以下の要点をまとめてみましょう。
1. 話の主軸となる意見やトピック
2. それを支える根拠
3. 反対意見
4. 3に同意しない理由
何を言いたいのかを先に述べて、後からその主張を支える根拠を述べていくことで、説得力のある文章になります。
こちらの記事(【初心者必見】TOEFL iBT対策におすすめの参考書!)でご紹介しているスピーキングやライティングの参考書で、これらのポイントをまとめる練習ができます。
参考書以外にも、英語の記事をサマライズする癖をつけるのもおすすめです。
⑧言い換え練習
言い換え練習とは、同じ意味の言葉を色々な単語や英語で言い換える勉強法です。
リーディングやスピーキング、ライティングは語彙力を測るので、言い換え練習はスコアアップに直結します。
言い換え練習は、インプットとアウトプットの段階に分けられます。
英単語を暗記するインプットの段階では、同じ意味の類義語を合わせて覚えるようにしましょう。
1度で覚えられなくても、何度も暗記しているうちに同じ意味の単語に気付けるようになります。
英文を書いたり、英語を話したりするアウトプットの段階では、同じ表現に偏らず、色々な単語や文法を使ってみましょう。
インプットとアウトプットを繰り返すことで、自然な語彙力が身に着きます。
まとめ:TOEFL iBTの勉強法で英語力を上げよう!
TOEFL iBTは、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングから英語力を測るテストです。
TOEFL iBTの勉強法を知ることで、スコアアップを目指せます。
TOEFL iBTの勉強法には、単語暗記と問題演習が必須です。
苦手セクションを伸ばしたい人は、セクションごとに適した対策を行いましょう。
勉強の効果をより高くするには、ベースの英語力を上げる必要があります。
英語力を伸ばす勉強法を実践しながら、TOEFL iBTのスコアアップを目指しましょう。
最終更新日:2022年8月6日