【レア度MZR?ルリガイ(瑠璃貝)ってどんな貝?】
https://twitter.com/rin18021/status/1319549980575629313?s=20
【レア度MZR?ルリガイってどんな貝?】
暖かい海域のビーチを歩いていると、3センチ前後の美しい瑠璃色をした、殻の薄い巻貝が見つかることがあるそうです。
それはアサガオガイ科の仲間、ルリガイ(瑠璃貝)かもしれません。
破損なくキレイな姿で見つけたら、とてもラッキー♪あまり見つからない&殻が薄く割れやすいそうで、ZRな貝だそうですよ。
生きた姿はさらにMZRで、水族館でも見る機会はほぼなさそうです。
ちなみに現物をみたくて色々ネットで調べましたが、都内から行けそうな水族館に飼育報告は見つかりませんでした(- -;)
【生態について】
生態がとても特殊で、泡で作った筏(bubble raft)にくっついて、海面を浮かんで生息しています。泡はルリガイが分泌する粘液からできていて、10秒に1個のペースで一気に10個くらい作れるらしいとか。
潮に流され、風に吹かれて生きる姿はまさに漂泊の旅人。卵さえも筏の裏に産み付けます。自由で省エネな生き方は羨ましくもありますね。
【餌について】
餌は、ルリガイと同じく海に浮かんで生きるクラゲの仲間。例えば、海の危険な毒クラゲとして有名なカツオノエボシなど。
【どこでゲットできる?】
暖かい海域を好み、日本では相模湾にも生息すると言いますが、実際ゲットは難しそうな印象です。
2012年日本自然保護協会主催の貝殻探しプログラム報告では、全国1856名の地域市民が参加して計3640件の貝殻情報を集めたそうですが、ルリガイはそのうちたった2件しかなかったそうです。
まれに風に吹かれてカツオノエボシなどと共に大量に打ち上げられる事もあるそうで、ビーチにカツオノエボシが大量に打ち上げられていたら、ルリガイ採取のチャンスかも(*´∀`)♪
(念のための注意点として、カツオノエボシは刺されたらとても危険)
なお身が残っているルリガイはかなり臭いらしく、貝を保管するためには身を取り出す必要があります。しかし貝殻は薄く壊れやすいため、中身を出すのが難しいとか。
【ルリガイは食べられる?】
頑張って探しましたが不明です。残念。
今後ビーチを訪れる際にはぜひ探して見てくださいね、私もいつか生きているルリガイを見つけてみたいものです。
ルリガイ(瑠璃貝)
ギンカクラゲが流れ着いていたので、もしかして‥と探したところ砂浜に打ち上がっていました。
幼い頃から図鑑でしか見たことがなかったので感動。佐渡で見られるんですね海表面で丈夫な泡を浮きにしギンカクラゲやカツオノエボシを補食する風変わりな生活スタイル pic.twitter.com/q6TiGjmM4q
— (@626Aurelia) September 23, 2020
その他
英語物語でルリガイキャラがゲットできるイベントはこちら
記事を書いてくださった方
AYA様
参考サイト
ask nature
https://asknature.org/strategy/bubble-raft-used-to-float-on-water/
日本自然保護協会
https://www.nacsj.or.jp/shirabe/2012/05/1682/
最終更新日:2021年6月12日